松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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The Rambles of Spring (春のさすらい)

~ トミー・メイケムとアイルランドの緑の風 Part 1 ~

日立市水木町の山桜

過ごしやすい季節になりましたねー♪
こんな季節には、爽やかな風を感じさせるような歌がぴったりですね

今回はちょっと趣向を変えて、「アイリッシュ・フォーク」の風を送りこんでみたいと思います。ブルーグラスやカントリー・ミュージックのルーツであるケルト民族の心のメロディですが、アメリカン・フォークのシーンで精力的に歌い継いでいた人がいました。今日から2回、「アイリッシュ・フォークの教父」と呼ばれたトミー・メイケム(Tommy Makem, 1932-2007)と彼の歌についてお話ししたいと思います。

メイケムは北アイルランドの出身で、フォーク・シンガーだった母親の影響でアイルランドの伝承歌に親しんでいたようです。1955年にアメリカに移住し、翌年ニューヨークのグリニッジ・ビレッジで歌っていたアイルランド出身の兄弟グループ、クランシー・ブラザース(The Clancy Brothers)に会いに行きます。特に最年少のリアム・クランシー(Liam Clancy, 1935- )とは移住前から親交があったようです。彼らは一緒に演奏を始め、1961年に「エド・サリバン・ショー」(The Ed Sullivan Show)に出演してからは、アメリカはもとよりアイルランドの人々からも大きな支持を受けていたそうです。

メイケムは「ニューポート・フォーク・フェスティバル」(The Newport Folk Festival)にも出演しており、ピート・シーガーやジョーン・バエズ、ボブ・ディランとも交流していたようです

彼は1969年にグループを脱退しソロ活動を始めますが、1975年、同じくソロ活動をしていたリアム・クランシーとオハイオのフォーク・フェスティバルで再会し、以来「メイケム&クランシー」(Makem & Clancy)としてたびたび一緒に演奏していました。

さて、今日はメイケムが70年代に書いた軽快な歌“The Rambles of Spring”をご紹介しましょう。映像は1981年にアイルランドで収録されたもののようです。ギターを弾いているのがリアム・クランシー、バンジョーを弾いているのがトミー・メイケムです。

http://www.youtube.com/watch?v=04U7Om1a2GY


すべての人が健康でありますように 大人も子どもも
豊かな人も貧しい人も 敵も友も みんな等しく
私が戻ってきたら 敵も友になりますように
その日まで平和と喜びがあなたとともにありますように

素敵なフェルト帽に 丈夫な靴
フィドルの弓に塗る松やにも入れて
弦も張り替えたし 新しい曲も覚えた
いざ さすらいの旅に出よう


さすらいのフィドラーですか・・・あこがれますねー。
カントリーっぽさとアイリッシュなまり?が、なんともいえず、いい!
次の休みは、あよ、山さいんべよ!

次回も続きます。どうぞお楽しみに!
トミー・メイケムとアイルランドの緑の風 Part 2
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:ケルト音楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

 山桜、とっても綺麗ですね! しかし、お花もとても大きいんですね。
 メイケム&クランシー、素朴でいいですね! 歌詞がまた、昨今の悲しい現実から思うといかにも〃善良〃という感じで、心を打たれます。
 二人の声も美声というわけではありませんし、服装もまるで、〃見せる〃ことを意識していませんが、黙々と歌う姿に共感を覚えます。

「素朴」がよかっぺ^^

takabohさん、

この写真はわたしも気に入っています。お褒めいただきありがとうございます。山桜は染井吉野などとは異なり、毬状に花をつけないので、ひとつひとつの花が美しく見えますねv-252

4番の歌詞だけ取り出してみましたが、もうほんとに心打たれますよね。純粋な気持ちですべての人の健康を願える人なんて、今いったい周りに何人いるでしょう・・・?

歌もルックスも、ありのまま、自然のままという感じがいいですよねv-354

NoTitle

アイリッシュテューンはブルーグラスの源流ですね。特にフィドルの響きがそれを強く感じさせてくれます。「タイタニック」の前半の部分で、船底の客室にデカプリオがあの女の子を連れて行った時に演奏されていたのがアイルランドの音楽ですよね。
 今一緒に仕事をしているアメリカ人がアイルランドの出身なので、この映像を見せるときっと興奮すると思いますよ。
 一度訪れてみたい国です。パブで音楽を聞きながら、ビール、しかもギネスを飲む、なんて最高ですね。

飾り気のない力強さ

洗練されすぎない魅力を感じますね。
海を中心に権力争いを繰り返していたアイルランドやスコットランド地方の人々の荒々しくも素朴な人のぬくもりを感じる音楽ですね。

僕も以前The Corriesというグループを取り上げたことがありますが同じような印象をもちました。
Mingulay Boat Songという曲を彼らが歌っていましたが郷愁を誘う魅力的な曲です。

NoTitle

アメリカのトラディショナルには、アイルランド、スコットランドの影響を感じる楽曲が本当に多いですね。
メイケム&クランシー彼らの、素朴な、歌声は、海を越えて、生活していた人たちの風景を呼び起こさせます。。

春のさすらい

Georgeさん、

このブログを続けるうちに、アイリッシュに興味が持てたので、いろいろ聴いてみたいですね。「タイタニック」にも使われていたのですかー。そのうち見直してみようっと^^

>今一緒に仕事をしているアメリカ人がアイルランドの出身なので・・・

そうなんですかー。あれ、ひょっとしてその方って、マーヤさんのところでジョン・デンバーの映像のおしゃべりを聴きとってくださってる方でしょうか??ジョンもアイルランドでとても人気があったそうですよね。音楽的に近く、アイルランドの人々も共感を覚えたのかなぁーv-398

レモンさん、

そうですよね。素朴だけど力強いところが魅力的な音楽ですよね。
The Corriesの“Mingulay Boat Song”ですかー。あとでチェックしに行きますねv-360

PPMMポールさん、

これまでにも何曲か取り上げていますし、「平和の鐘」のレパートリーにもしていますが、アメリカの白人の方々の大部分はヨーロッパ系の移民(の子孫)ですから、音楽にもその影響が感じられますよね。

この曲もご機嫌なフィドルが本当に春の喜びを感じさせてくれますよね。アイルランドは緑と陽気な人々であふれ、春がとてもうれしく感じられるのでしょうねv-254

春のさすらい in ひたち

ヒタチストのかがみで「日立のさくら世界一教」教祖様こと日立大好きさんより、拍手コメントをいただきました。ありがとうございます!
http://blogvote.fc2.com/pickup/7of3rise/95

さらに、さらに、ブログでもご紹介してくださり、大感激ですよ~!!v-411
http://blogs.yahoo.co.jp/hitachi_daisuki/26950609.html

>不思議なことに、松月ちゃんの4/17の記事で紹介されている、
>トミー・メイケムの “The Rambles of Sprig”、、(Rambles : ぶらつく)
>小生の、今のテンションそのものです!! 聞いてみてください!
>アメリカンフォークソングもいいもんですね!


わたしも19日、神峰山へ「春のさすらい」に行ってきました。大島桜のピークは過ぎていましたが、緑の風の香りが心地よく、山道で健気なスミレに会えたし、「沖縄の笛」を使ってウグイスやヒバリとお話ができてうれしかったですv-521

NoTitle

ヒルトップランブラーズのブログにようこそ・・・・
カントリー、ブルグラス・・・アメリカの音楽の原点は、やはりヨーロッパだというのは・・・
ヨーロッパに行くと、地方ではブルーグラスの原点と思われる曲が、都市部に行くとカントリーあるいはペダルスティールの入った音楽が、良く聴かれます。
正にアメリカ音楽の原点は、ヨーロッパと実感します。(ジャズは別)

フォーク時々カントリーなブログへようこそ♪

ヒルトップランブラーズのみなさん(←まさに当テーマにぴったりのお名前!)、

メッセージありがとうございますv-238

大学の教養の授業でふれたのをきっかけに、アメリカ音楽の原点を掘っているのですが、今でもヨーロッパに行くとよく聴かれるんですね。わたしも行ってみたいなぁーv-221

↓ブログ拝見しました。(ほかのみなさんもどうぞ♪)
http://blogs.yahoo.co.jp/cm1968hr

日立大好きさんのお知り合いでしたかー。
“Lone Star ★ Cafe”でよくライブしてらっしゃるんですか!?
こちらの読者のひとり、口だけデンバーさんこと須賀さんの所属する
“Pancho & Denver”さんがよくライブされてるところなもので・・・すごーい!v-353

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No.95 The Rambles of Spring (春のさすらい)
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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