松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「懐かしき恋人の歌」 by ダン・フォーゲルバーグ

大好きな冬の曲はたくさんあるのですが、特に印象に残っている曲ということで、わたしはこれを選んでみました。(「今さら?」という感じですが、FC2トラックバックテーマの第625回「今日から12月!大好きな冬の曲」への回答です。)

ここ2~3年の間に、いわゆる団塊の世代の方々を中心にちょっとした「フォーク・リバイバル」が起こっていますよね。わたしにとっては「懐かしい昔を振り返るため」というよりは「これからも歌い継いでいくため」という思いが強くてこのブログをやっているわけなのですが、そこそこアクセスがあるのは、やはりこのリバイバルのおかげなのだろうと強く感じております・・・

以前、レコード屋さんでフォークの名盤が紹介されている小冊子を見つけ、喜んで1部もらって帰りました。そこに紹介されていたのは、後にこのブログで話題にしている人ばかりで、本当に癒されていたのですが、中には初めて知った人もいました。

ダン・フォーゲルバーグ(Dan Fogelberg, 1951-2007)もその1人でした。彼はイリノイ州出身のシンガー・ソングライターで、「飾り気のない少年のような初々しさと清潔感あふれる作風で知られている」と紹介されていました。イーグルス(The Eagles)やジャクソン・ブラウン(Jackson Browne, 1948- )と並んで70~80年代のウェスト・コースト・サウンドを支えた人だったのですね。

それを読んで気になってはいたものの、いろいろあって彼の歌を聴けないまま月日が過ぎていきました。そして、決して遠い未来のことではありませんでした、、、

ダン・フォーゲルバーグの訃報を聞いたのは。

彼はちょうど去年の今日、前立腺癌のため56歳で亡くなってしまったのです。
2004年以来ずっと癌と一生懸命闘っていたなんて、まったく知りませんでした。
応援することも快復を祈ることもできず、残念な気持ちでいっぱいでした
それから間もなく、NHKのFMでこの歌が流れるのを聴いたのですが、
その時の気持ちは、今後もずっと忘れられないと思います。

「懐かしき恋人の歌」(Same Old Lang Syne)。
雪の舞うクリスマス・イブに昔の恋人と会い、その晩を一緒に過ごし、遠いあの日を懐かしむ。穏やかなメロディと暖かい歌声がじわーっと心にしみてきますね
最後「恋人への想いは断ち切れないよ・・・」とでも言いたげなサックスにもしみじみ浸ってしまいます。この部分って、よーく聴いてみると「あの歌のメロディ」なんですね!!この歌の原題がヒントなのですが、みなさんもわかりましたか・・・?

http://jp.youtube.com/watch?v=2NmdFgFyhnk
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

注意深く何度も聴いてみたら卒業式で歌われるあの曲のメロディーがっ!
言われなかったら全く気がつきませんでした^^;
とても素敵な曲ですね。
今まで知らなかったのが勿体無いくらいです。

ダン・フォーゲルバーグは知りませんでした。
というか僕は知識の拡張を怠っていますのでほとんどのミュージシャンを知らないでいます。(笑い)

この人の歌声もイーグルスのドンヘンリーのような切ない声ですね。

最初単純に素敵な雪の映像だと思っていたのですが・・・

悲しいOld Lang Syne

実に悲しい歌ですね。特に最後に家路に向かう私に雪が雨に変わるなんて・・・「クリスマス・イブ」の全く逆ではないですか。
 ブルーグラスの世界でもOld Lang Syne はよく歌われます。別れが悲しいので、あのような歌詞がうまれたのでしょうね。
 さて、ダン・フォーゲルバーグですが、私が彼を知ったのは、You Left Me When I Needed You Mostという曲からでした。ラジオで初めて聞いたのだと記憶しています。なんて切ない歌なんだろう、なんて甘い声なんだろうと思い、それから何回か耳にすることがありました。
 彼のCDを手にしたのはそれから何年もたってからのことでした。そのジャケット写真を見て、あまりのナイーブさに驚いてしまいました。少年がそのまま青年になったようなイメージでした。そんな彼だからこその歌い方、歌声なんでしょうね。
 今回の映像、とても素敵でしたね。最後の雨、なんともいえませんね。

For auld lang syne, my dear...

Espoirさん、

お、気づいていただけましたね! そうそう、その曲ですv-339
日本では卒業式での定番ソングですが、スコットランドの古いメロディで、
“Auld Lang Syne”とは“Old Long Since”・・・つまり、
「『遠い昔』を懐かしみながら、一緒に乾杯しましょ♪」っていう歌なんですv-306

ダンが描いた昔の恋人との情景がこの歌とまったく同じだと感じて、
“Same Old Lang Syne”というタイトルをつけたのでしょうね♪

レモン鈴木さん、

とても素敵な映像と、素敵な歌でしたね~v-218
わたしも「フォーク一筋」になって以来、他ジャンルの知識が・・・^^;

ダン・フォーゲルバーグ、それまで知らなかったのが本当に悔しいですよー。
「快復しますように」って、ひとことでも祈ることができたかと思うと・・・v-409

Georgeさん、

最後の雨は意味深ですよね。まるで男性の涙を象徴しているかのようで・・・。
“You Left Me When I Needed You Most”という歌が出会いでしたかー。
わたしは“Longer”とか“Run for the Roses”なんかを覚えました。

この歌は1981年の「イノセント・エイジ」というアルバムに入っているようですが、
彼には「イノセント」という言葉がまさにピッタリ!という感じですよねv-410v-238

NoTitle

彼とはアナログシングルの名作ロンガーを買ってからの付き合いですが、CDはベストしか持ってません。
イノセントエイジたしかアナログ2枚組の大作だったような記憶があります。
まだまだ聞き逃してるアルバム多いと痛感。
この歌もちろんベストにも収録。

NoTitle

切ない歌ですね。冷凍食品をクリスマス・イブの夜に買っているようではとても夫婦関係が上手くいっているように思えません。でも、ここで不倫関係に発展しないところがダンの歌の爽やかなところで好感が持てます。飲酒運転はご愛嬌といったところでしょうか。

If

実は私、ダンのロンガーとブレッドのイフがどうも混同していた時期があり、ダンというとYou Left Meの方を思い浮かべてしまうのです。もちろんロンガーも大好きな曲ですし、なんとも切ない思いにさせられます。

「ロンガー」もいい歌ですよね♪

oyaji910さん、

わー、oyajiさんは「ロンガー」からのお付き合いでしたかー。
「イノセント・エイジ」って2枚組だったんですね。
2枚目はまるごとボーナス・ディスクかと思ってました^^;

そうですね、この歌はベストに入っていて、「フォーク名盤」に出ていました。
まさにイノセントなダンのお顔が印象的でしたよーv-415

Backstreetsさん、

いつも大発見な解釈を聞かせてくださり、ありがとうございます。
うむむー、確かに彼も彼女もお互いが気になっていたようですものね・・・。
そう言われてみれば彼女、飲酒運転ですよねえ・・・気づかなかったー!v-405

Georgeさん、

ブレッドの「イフ」もまた素敵な歌ですよねー。
この歌もまた「フォーク名盤」に出ていて、聴く機会がありました。
切ない歌い方といい、歌詞のスケールのでかさといい、確かに似てるかもv-392

こんばんは^^

こんばんは^^
私も彼のことは知らなかったのですが、最後の部分って、あの「蛍の光」だったんですね!スコットランドの古いメロディーってことも聞いたことありますよo(^-^)o
最後の「雪が雨に変わる」シーン、切ないですね・・・。

「蛍の光」

sayaさん、

ピンポーン♪ その通り、「蛍の光」です!^^
「紅白」の最後とか、年末によく歌われる歌でもありますねv-339v-341

sayaさんもダンの歌は初めてでしたかー。聴いていただけてうれしかったです。
この映像とあわせて聴くと、最後の雨、涙が止まらなくなりますよね・・・。

SOUVENIRS OF DAN

ダンフォグルバーグを聞き始めたのは、ジャケ買いがきっかけです。ジャケ買いといっても若い方は分からないかもしれません。レコードの時代、探すのは1枚1枚めくって確認していたわけで、そのとき未知のものでジャケットをたよりに買うことジャケ買いといいました。案外成功率は高かったですね。

いつものように輸入盤コーナーをあさっていると、気になるのを見つけました。アルバム名は「SOUVENIRS」そのときは意味不明。ジーンズに長髪のなかなかのイケメンが、ロッキングチェアに座った写真でした。よくペンにするような鳥の羽を手にして、まっすぐこちらを見ています。何かを語りかけたそうに感じました。裏を見るとそこには、イーグルスの面々の名前が。イーグルスは少し前に「ホテルカリフォルニア」を買っていましたのでそれで決まりです。
それから2枚のLPを買った頃、「ロンガー」が大ヒットしたのでした。日産のCMにも使われましたね。それでも私の身近には、彼のことを知っている人はほとんどいませんでした。

"SOUVENIR"は、「形見、記念品、みやげ」のことだと辞書にありました。ダンの"SOUVENIR"は数多くの素晴らしい歌です。歌い続け、聞き続ける人の心の中に彼は生きているわけです。松月さんのような若い人がいることが頼もしいことです。

わりと新しい曲なのでご存知かとも思いますが、私にとっての究極のヒーリングミュージックです。海鳥の鳴き声のような笛の音が効果的です。目を閉じてお聞きください。
"RIVER OF SOULS"(93)より"THE MINSTREL"   http://www.youtube.com/watch?v=Eu-IDIvCkck



"SOUVENIR"

marcoさん、

こちらにもコメントありがとうございます!v-22

「ジャケ買い」わかりますっ。というのは街へ出るとたまに「レコード掘り出し市」
というのをやっていて、1枚1枚めくって探した経験が何度かあるからです。
もっとも、家のレコードの機械が使えないので、買っても飾ることしかできませんが;;

"SOUVENIR"は基礎英語かどこかで「みやげ」という意味で覚えた言葉ですが、
「思い出」という意味がこめられている、すてきな言葉ですよね。

曲のご紹介もありがとうございます(わりと新しい曲のほうがむしろ知りません^^;)
笛きたこれ! アイリッシュ・ハープやハンマー・ダルシマーも聴こえませんか!?
まさに「ミンストレル」ですね。さっそく朝の海で吹きたくなりました(笑)v-232

NoTitle

松月さま

お気に入りいただいたようで光栄です。楽器についてはこのアルバム、残念ながら演奏者を含め何も記載がありません。朝の海辺というのは最高のSITUATIONだと思います。演奏できる人がうらやましい。

さて、今週は時間があったのでじっくり過去記事を読ませていただきました。このブログのテーマソングが「ライムズアンドリーズンズ」と「ガーデンソング」だということがよく分かりました。詩にたいするこだわりとPASSION、環境問題への危機感、びんびんと伝わって来ます。コメントしたいところがたくさんあって・・・・。まず松月さんもお持ちのアルバム「ポールサイモンソングブック」の、歌詞の誤訳事件について書き込みます。

アイリッシュ・テイストですよ~

marcoさん、

お返事ありがとうございます。そうですかー、でもやっぱり
ホイッスルとハープとハンマー・ダルシマーは確実に聴こえます。
朝の海辺で吹いてみたら、ほんとに気持ちよかったですv-481

「ソングブック」の話題は、それについて言及している
No.37「キャシーの歌」の項でお話しましょう♪

すてきな曲ですね

松月様

今日ラジオ放送の中で曲の紹介がありました。
曲を聴くことが出来なかったのでさがしていたら、
こちらで聞くことが出来ました。
有難うございます。

ちょっと切なくてやさしく心に沁みてきました。
他の方にも聞いてほしいと思いましたので
PEEのファンサイトに紹介をさせていただきます。

いつもこの頃聴いてしまいます。

松月さん、はじめまして。
『懐かしき恋人の歌』でネットサーフして、ここにお邪魔させて頂きました。
いつもこの頃聴いてしまいます。
多くの方が書かれているように、たった5分のドラマを聴いているようです。

松月さんも仰っていた最後のsaxソロ、吹いているのは
マイケル・ブレッカー というsaxでは名の知れた方ですが、
ダンと奇しくも同じ2007年に逝去されています。(1月13日)
今はもうこの世にいない二人が奏でるメロデイが、余計心に染み入ります。

長文、失礼いたしました。

年の瀬に・・・

TG夢子さん&お捨さん

クリスマス過ぎてしまって申し訳ありませんでした&まとめて失礼します。

ご来訪ありがとうございます!v-411
こちらは「懐かしき恋人の歌」でヒットするサイトなんですね^^;
NHK-FMの某音楽番組では、毎年のように流れているみたいですね。

ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」とダンの「懐かしき恋人の歌」は
クリスマス季節とミュージシャンの命日とが重なって、聞くと胸が熱くなる歌ですね。

なお、あのサックスのマイケル・ブレッカーは(ポール・サイモンの「時の流れに」や
ジェイムス・テイラーの「オクトーバー・ロード」でも聴いてもちろん知っていますが)
本当に「しみじみ聴かせてくれる」方ですよね。v-268v-221

お返事ありがとうございました

松月さん、遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
温かいお返事、ありがとうございました。

なんだか「釈迦に説法」してしまったようで
恥ずかしいです。(笑)
今年も、と言わずこれからもクリスマスの時期に
新しくこの曲を聴かれた方々が、
ここに心温まるコメントを残してくれる事を祈っています。

では失礼いたします。

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No.70 「懐かしき恋人の歌」 by ダン・フォーゲルバーグ
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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