松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「早く家へ帰りたい」 by サイモン&ガーファンクル

先週は仕事に追われておりましたが、やっとこ夏休みです! 5月の連休以来のストレスがたまっておりますので、ネイチャー・セラピーの旅に出たいなぁ、なんて思っております。あ、でもその前に、1週間放置したブログを更新しなくては^^;

今日ご紹介するのはサイモン&ガーファンクルの「早く家へ帰りたい」(Homeward Bound)です。1966年にシングル・チャートで全米5位を記録し、「サウンド・オブ・サイレンス」(The Sound of Silence)に続くヒットとなった歌で、同年発表された3rdアルバム「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」に収録されています。

これは1965年9月、ロンドンに住んでいたポール・サイモンがイングランド北部の各地を巡る演奏の旅に出ていた時に書いた歌なのだそうです。毎日列車で移動し、毎晩歌を歌うという孤独な生活の繰り返しは、若いポールの心をロンドンの家へと向けさせたのでしょう。ポールの歌はどれもそうですが、詩から情景がありありと目に浮かんで、胸に迫ってくるのを感じます

ポールはこの歌をリバプール(Liverpool:ビートルズの出身地ですね)で書いたと語っているようですが、あるフォーク・クラブの経営者がリバプール近郊のウィドネス(Widnes)駅でポールを見送った時の印象が強かったのでしょう、ウィドネス駅には「ポール・サイモンがここで『早く家へ帰りたい』という歌を書きました」というプレートがあるそうです。

でも、どこで書かれたとしても、恋人(キャシー)や友達が迎えてくれるロンドンへの思いは変わらなかったでしょうね・・・。この夏休みを利用して故郷へ帰られる方も、改めて帰りを待っていてくれる人たちへ心を向けられてはいかがでしょう・・・。

今日の映像は1967年に行われた「モンタレー・ポップ・フェスティバル」(Monterey Pop Festival)からです。このにぎやかなイベント(いずれ詳しく書きたいと思います)の中でも、ポールのギターと2人の歌声のみのこの上なくシンプルな編成がいいですね。やっぱりS&Gはこうでなくっちゃ♪

http://jp.youtube.com/watch?v=U6K8wfyzAJQ


もう1つ、ポールがカントリーの大御所ウィリー・ネルソン(Willie Nelson, 1933- )の2003年のライブに参加し、一緒にこの歌をじっくりと歌っている映像もご紹介します。ウィリーも60年代にヒッピー・ムーブメントの影響を受けたそうで、「家へ帰ろうぜ!」と強く訴えているように感じられて、心にしみますね・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=TqAJTCk6yHc
☆松月のRhymes&Reasons☆

>On a tour of one-night stands
>My suitcase and guitar in hand
>And every stop is neatly planned
>For a poet and a one-man band

ポールはただひとり、ギターを抱えて巡業の旅に出ていました。
毎晩演奏し、列車で次の場所へ向かう生活を続けたそうです。

>I wish I was homeward bound
この旅が、家へ向かっているところだったらいいのになぁ・・・。

>Home, where my love lies waiting silently for me
家ではキャシーが静かに帰りを待っていてくれるんだ・・・。

>And each town looks the same to me
毎日が同じことの繰り返しで、いつしか訪れる町の印象も
混ざり合ってしまったのでしょうね。

>And every stranger's face I see
>Reminds me that I long to be

そして、見知らぬ人々の顔からでさえ、
親しい仲間の顔が浮かんでしまったのでしょうね。

>But all my words come back to me
>In shades of mediocrity

毎晩のように歌う歌も、むなしく自分に返ってくるばかり。

>Like emptiness in harmony
>I need someone to comfort me

この心のむなしさを埋めてほしい、と切に思っていたのですね・・・。

「故郷」とは、自分の生まれ育った場所に限らず、
誰かが帰りを待っていてくれる場所のことをいうのだと改めて感じました。 ↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:心に沁みる曲 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

67年のモンタレーで初日のとりを努めて、これが1曲目ですね・・・ライノ
のモンタレーのBOXSETにはS&G理由は?ですが収録なし。(CD)
NHKで昔放映したのにも映像ありませんでした。私は持ってないけど限
定出出たDVDには収録されてたのかな?
まだ買ってないポールサイモンのDVD付きBESTに早く家に帰りたいの
映像あるらしいけど観ましたか?

Homeward Bound

oyaji910さん、

モンタレーのボックス・セットが出ているんですね!
S&Gは収録なしって・・・何ででしょうね?

DVDも限定で出たんですね~!
レビューによれば、S&Gもさりげなく出ているそうですね♪

ポール・サイモンの「エッセンシャル」のDVDに収録の「早く家へ帰りたい」は
1976年の「サタデー・ナイト・ライブ」でジョージ・ハリスンと歌ったものだそうです。
わたしも、このアルバムは持ってません。オリジナル・アルバム持ってるので、
ベストCDは正直いらなくて(←コラ^^;) DVDだけ売ってくれないかなぁ・・・。

Saturday Night Live

サタデー・ナイト・ライブ、偶然テレビで見ましたよ。びっくりしましたね。なんといってもあのジョージ・ハリスンとデュエットするんですもの。ジョージが2番を歌ったのですが、ポールの英語と明らかに異なるブリティッシュイングリッシュで、それがとても興味深かったです。
 最後、ジョージのギターで、長めにアウトロを決めたのはさすがでしたね。

ジョージ♪

Georgeさん(ですよねっ?^^)、

「サタデー・ナイト・ライブ」をテレビでご覧になったんですね!
この2人の共演は偶然聴いたらびっくりするでしょうね。

ブリティッシュ・イングリッシュの発音って、日本人には習得しやすいそうですが、
わたしは、逆にちょっとクセがあるなぁ、なんて思っています・・・^^;
というのも、中学時代、ALTの先生がスコットランドの方だったのですが、
高校時代、S&Gにすっかりアメリカンな発音に直させられてしまいまして(笑)

でも、ジョージの歌声は聴きやすくて大好きですよv-238
2人のギター・プレイもじっくり見てみたいですね♪

失礼しました

名前入れるのをすっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。近くの落雷でパソコンが壊れ、やっと修理から帰ってきました。そんなわけで、ちょっと、要領を忘れてしまったのです。
 もうジョージもいなくなってしまい、寂しいですね。Here comes the sunは何とか習得したい曲です。
 私もブリティッシュ・イングリッシュは難しいと思います。まあ、慣れの問題でもあるのでしょうけどね。
 昔キャット・スティーンスがイギリスのコンサートで、「ここで歌うのが気楽でいいです。アメリカでのコンサートではアメリカ式に発音して歌わなければからね。」と言っていたのを覚えています。なるほどなー、と当時はいやに感心したものです。そういえばビートルズもcan'tを「カーント」ではなく「キャーント」と歌っていますものね。アメリカの市場はやはり大きいということなのですかね。

そうでしたか~^^

やっぱりGeorgeさんでしたか~。
雷で大変だったんですね・・・。復帰されてよかったですv-411

ジョージが亡くなった日のことは今でもよーく覚えています。
好きになったばかりだったのに、本当に残念に思いました・・・v-409
“Here Comes the Sun”はビートルズの中でも特にお気に入りなんですよ♪

キャット・スティーブンスはアメリカでコンサートする時、
アメリカ式に発音していたんですね!? 気がつきませんでしたー。

胸にしみました~

松月さん こんにちは~。

いま じいーん、ってきています^^
本当ですねえ・・・「かえりたい」って思う場所って
うん、その通りです。すごーくいい時間を過ごしました。
ありがとうございます~

These songs remind us...

うだきちさん、
こんにちは、うれしいメッセージありがとうございますv-411

わたしも、毎回歌の背景を知り、書いた人や歌った人の気持ちを
自分なりに解釈して書いてみていますが、
それまで気づかなかったことや、忘れていた大切なことに
気づかせてくれるんですよね・・・。
それをこうしてみんなでわかちあえるのはすばらしいことですねv-485

「サタデー・ナイト・ライブ」

2~6番目のコメントで話題に上がった「サタデー・ナイト・ライブ」での
ポール・サイモンとジョージ・ハリスンのデュエットをご紹介しておきます。

「ヒア・カムズ・ザ・サン」(Here Comes the Sun)
日ざしの暖かさに心和む、松月の大好きな歌のひとつv-281
http://jp.youtube.com/watch?v=rAOclgppEXc

「早く家へ帰りたい」(Homeward Bound)
本当にジョージのアウトロのギターがかっこいいですねえ!v-398v-269
http://jp.youtube.com/watch?v=hcItTvS_TfA

今日はジョージの7回目のメモリアル・デーということで、
彼へ哀悼の意を表してのちょびっと更新でした・・・v-343

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No.44 「早く家へ帰りたい」 by サイモン&ガーファンクル
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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松月の芳名録

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