松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」 by ジェイムス・テイラー

太平洋から朝日を望む

相変わらず暑い日が続いていますが、みなさんお元気ですか?
暑い日にはやはり水のある風景を・・・ということで、今朝は日立の海から「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」(The Water Is Wide)という歌をお届けしましょう。

この歌は18世紀に、イングランドの南部に伝わる“O Waly Waly”という古いメロディに、“Lord Jamie Douglas”というスコットランドの古いバラッドの一部をのせて歌われるようになり、アイルランドに伝わったのだそうです。

当時イングランドの支配下にあったアイルランドでは、飢饉と伝染病の流行により、多くの人々がアメリカに移住しました。(そこで移民たちが様々な音楽の影響を受けて発展させたのが「カントリー・ミュージック」(country music)なのです。)

この歌は移民たちと一緒に、まさに海を渡って伝えられた歌だったのですね

“O Waly Waly”と“Lord Jamie Douglas”について詳しくはこちらを、
“The Water Is Wide”についてはこちらをご覧になってくださいね。

でも、Web上を探しただけではよくわからず、さらに詳しい文献を調べてみる必要がありそうです。結論が出るまで、あと30年ほどお待ちくださいませ・・・。(←冗談、、、じゃないかも^^;)

今の時点で確実に言えるのは、この歌は海を渡り、移民の子孫たちに伝えられ、20世紀にピート・シーガー、ボブ・ディラン、フレッド・ニール(Fred Neil, 1936-2001)をはじめとする多くの人に歌われたということです。

今回は素敵な映像を見つけました。ジェイムス・テイラーがこの歌を歌っています!
彼は1991年のアルバム「ニュー・ムーン・シャイン」(New Moon Shine)の最後にこの歌を歌っています。きっと何か深く感じたものがあったのでしょうね・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=opfEk_Yoksk


☆関連リンク☆
ホーム&ヒューマン・ナビ : THE WATER IS WIDE/Roger McGuinn
↑バーズのロジャー・マッギンも歌っているんですね!「聴きくらべ」もできます!
YouTube 動画で覚えよう英語の歌 : ▼ 47. 【 流れは広く 】  ハリー・ベラフォンテ / ニーヴ・パーソンズ / エヴァ・キャシディ
↑こちらも素敵です。“Waly Waly”の詩も取り上げてくださっています!
☆歌詞と対訳☆

The water is wide, I can't cross over
And neither have I wings to fly
Build me a boat that will carry two
And both shall row, my love and I


海は広く 泳いでは渡れない
空を飛べるような翼も持っていない
二人を運べる舟を作ってくれないか
そしたら漕いでいくんだ 愛する人と私で

There is a ship and she sails the sea
She's loaded deep as deep can be
But not so deep as the love I'm in
I know not how I sink or swim


船が一隻 海を渡っていく
積めるところまで 深く荷を積んで
それでも 私を包んでいる愛ほど深くはない
この愛の中 どうやって沈んだり泳いだりできるだろう

Oh love is handsome and love is fine
The sweetest jewel when first it's new
But love grows old and waxes cold
And fades away like summer dew


愛は美しく 愛はすばらしい
最も素敵な宝石のようだ はじめ新しい時は
しかし 愛はいつしか古びて 褪めていく
そして消えてしまう 夏の露のように

Build me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I


二人を運べる舟を作ってくれないか
そしたら漕いでいくんだ 愛する人と私で ↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

この歌カーラボノフも歌ってたと思います。
ジェイムステイラー、ビートルズのアップル出身ということ
でつき合い長いですが(笑)、このアルバム正直よく知ら
なくて、最近偶然にも某CD屋で3枚買うと値引きだった
んで3枚目数合わせに買ったのがこのアルバムです。
全然期待してなかったのに良かったです。それも約9
00円。(得した気分)
ラストにトラッドナンバー新鮮に感じました。

JT再発見!

oyaji910さん、

そうですね、カーラ・ボノフも歌っていますね。
彼女はキャロル・キングやカーリー・サイモンに近いシンガーなんですねv-254

アップル時代、ってことはデビュー作から聴いていらしたんですね!

わたしは第10回に書きましたが、JTファン歴は微妙で、
正直70年代の作品しか知らないんですよ^^;

なので、今回このアルバムのことを知って80年代以降のも聴いてみたくなりました。

前々項のニール・ヤングもそうでしたが、
アルバムのラストに古い歌は新鮮に聴こえ、印象に残りますねv-352

NoTitle

はじめまして!!

私も大好きな歌です!!

ジェームステーラーも素敵ですね、、。
心に染みる歌詞、シンプルでうつくしいメロディ、、。

このさきもずっと歌いつがれていく曲ですよね。

ようこそ☆

ピアニカさん、
来てくださりありがとうございますv-238
ジェイムス・テイラーが歌ってるのも素敵ですよね・・・。

>心に染みる歌詞、シンプルでうつくしいメロディ、、。

そうです、まさにこれをテーマに、
ほかの歌についても、自身の想いを綴っています。
いつまでも歌いついでいきたいですよね!

今後ともよろしくお願いします。バンド活動応援してますね♪
隣県ですし、機会があればライブ見に行きたいなぁ~v-410

NoTitle

カーラ・ボノフのヴァージョンにはジェームズ・テイラーも参加していました。他には、ロジャー・マッギンのカヴァーも良いですよ。偶然にも「ホーム&ヒューマン・ナビ」というブログの最新記事で取り上げられていました。
数年前まで日本財団のCMに、「The Water Is Wide」が使用されていました。外国人女性らしき歌声でしたが、誰が歌っているのかは不明です。

ロジャー・マッギンも!

Backstreetsさん、
情報ありがとうございますv-411

ロジャー・マッギンも歌っていたんですね!
「ホーム&ヒューマン・ナビ」さんの記事楽しませていただきました。
歌う人やアレンジによって、雰囲気ががらっと変わるんですね。

でも、カーラ・ボノフも、ジェイムス・テイラーも、ロジャー・マッギンも
アルバムの最後にこの歌を歌っていて、余韻が印象的なんでしょうね・・・v-344

すっかり気に入ったので、リンクさせていただきました♪

NoTitle

当ブログをご紹介いただき有難う御座います。
この素晴らしい曲の歴史を解説されていて、大好きな曲がさらに輝きを増したように感じます。
これを機会にまたおじゃましますので、よろしくお願いします。

こんにちは

みなさんのコメントでこの歌がかなり愛されていると感じました。正直私はカーラボノフを知りませんでした。
関連リンクで紹介されているカーラボノフのハスキーな声は魅力的な声ですね。美人みたいだし(笑い)

それと僕もちょっとジェームス・テーラーのこの詩を訳そうとしましたがどうもしっくりきませんでした。
特に
Oh love is handsome and love is fine
The sweetest jewel when first it's new
という表現がしっくりこなかった。
カーラボノフは
Oh love is gentle and love is kind
The sweetest flower when first it's new
と歌っている
つまりjewel は色あせないが花はすぐしおれてまう。
カーラボノフの方が自然な感じかなと思ったしだいです。
あとBuild me a boat と言っているのがいかにも他人任せで、自分で舟を作って漕いで行けばいいだろうと思ってはいけないだろうか。
それじゃ歌にならないだろうと言われそうですね。




ありがとうございます♪

whiteさん、
ご来訪ありがとうございますv-22
そう言ってくださり、とてもうれしいです。

わたしはコンテンポラリー・フォークが好きなのですが、
トラディショナル・ソングもいいですよね・・・。

毎回、歴史や背景を調べたり、
自分の考えを書いて、みなさんの意見を聞いたりすると、
また新しい発見があって、大好きな歌がもっと好きになりますねv-341

こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

レモンさん、
この記事に大きな反響、うれしいですねv-238
カーラ・ボノフの声も素敵ですよね・・・。

3番の詩は、Butの前で一旦区切って読むといいかもしれませんね。
芽生えたばかりの愛は、宝石のようだけれど、、、というように。
ただ、宝石も手入れをしないでいると、輝きを失ってしまいます。
愛も日頃の気遣いがなければ、すぐに色あせてしまうのでしょう。

“Build me a boat”とは誰に言っているのでしょう?
もしかすると、恋人に言っているのかもしれません。
色あせてしまったけれど、恋人への想いを捨てきれず、もう一度
「真実の愛」を求めているのではないか、とわたしは思っていますv-300

本当にそうですね

愛も日ごろの手入れが大切とは耳に痛い言葉です。
皆それが当たり前のように忘れていますからね。
Build me a boatを愛する人に対して投げかけているとすれば確かにすっきりとしますね。
僕自信が素直で無くなっているのかも知れません。

NoTitle

松月さま
このナンバー反響ありましたね。私もここで取り上げられなければスルーしたナンバーかも?
私は何でも聞くおっさんですが、取り上げられて始めて再認識ナンバー今後もあると思います。
今後ともよろしく、ありがとうございました。

初めまして…

こんにちは…
「The Water Is Wide」の歌詞を知りたくて検索放浪中、たどり着きました
Chiakiと申します。

松月さんの情熱やお気持ちがじんじんと伝わってくるサイトで…
また、この歌の反響がこんなにもあり、まだまだ深~いなぁ…と感激
素通りできませんでした…

当方は初め
栗コーダーカルテット→「湯川潮音(シオーネ)」で
YOU TUBEをうろうろっとしておりましたら
この曲に出会いまして 毎日聞かずには寝られない☆位です
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=b8TmT4E1FRw&feature=related

また その前に聞いていた千葉・佐倉のユニット
香音天の天然音楽浴⑤=AQUA
このアルバムの3曲目にも歌なしで入ってました…
(日本古来の横笛が主流ですから すぐに繋がりませんでしたが)

なんで この曲に
私は こんなに とらわれるのだろう?
と思って 思い続けて… やっと歌詞を検索したら こちらにたどり着いた次第です

前置きが長くて失礼しました…
松月さまの S&G好きにも 驚かされました☆
お若いのに☆って…
私も60代の父が レコードがんがん流す人でしたので
その辺りは レコードで聞いて歌って育ってきました☆
ファンと、まではいきませんが 
根底に流れる音楽たちの1つです~

やっぱり 和音が 調和する音が
とくに素晴らしい時代だったと思います

ひたちなか公園へコキアの山を見に
初めて行ったばかり…ご縁を感じます…

これからも たまに お邪魔させて下さい♪
では 季節柄 くれぐれも くれぐれもご自愛くださいませ…
失礼します

ようこそ~☆

chiakiさん、

ご来訪ありがとうございます。おほめいただき、うれしいです!
すっかり忘れていました。去年、こんなことを書いていたんですね。
1年後にこういうアイリッシュ・トラッドを演奏するようになるだなんて
書いた時は思っていなかったでしょうね。あらためて聴くと、本当にいい歌ですv-341

>私も60代の父が レコードがんがん流す人でしたので

それはすごくうらやましいですねー。
わたしの60代の父は、レコードぜんぜん流さない人でしたので、
「なんでお前こんなもん好きになったんだ!?」とあきれております^^;

最近、近くの方々からたくさんのメッセージをいただいています。
茨城から素敵なハーモニーを響かせられたら、うれしいですv-344

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No.42 「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」 by ジェイムス・テイラー
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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