松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「アラバマの雨」 by ジム・クロウチ

前項コメント欄でGeorgeさんとoyaji910さんから教えていただいたキース・キャラダイン(Keith Carradine, 1949- )の「アイム・イージー」(I'm Easy)を聴いていたら、なんとなく声の感じがジム・クロウチ(Jim Croce, 1943-73)に似てるな、なんて思ってしまいました。

実は去年の9月20日にラジオでジム・クロウチ特集があり、偶然聴いたのですが、すっかり気に入ってしまいました。素朴で、庶民的で、人間味にあふれていて・・・

ジム・クロウチは下積み期間が長く、各地を回って他の仕事をしながら音楽活動をしていたそうです。きっとその時のつらい経験と、様々な人との出逢いが、彼にそういう歌をたくさん書かせたのでしょうね。

彼は1972年、28歳でやっと才能が認められ、「ジムに手を出すな」(You Don't Mess Around With Jim)や「ルロイ・ブラウンは悪い奴」(Bad, Bad Leroy Brown)をヒットさせ、大学を中心にコンサートを行い、人気を高めていったそうです。まさに、「さあ、これからだ!」と思われた時でした。

ところが、その矢先の1973年9月20日、ジムとギタリストのモーリー・ミューライゼン(Maury Muehleisen, 1949-73)を含む5人が、ツアー中にあっけなく飛行機事故で亡くなってしまったのです。ジムが活躍したのはたった1年半で、わずか30歳。その時日本ではほとんど話題にならなかったそうですが、後から好きになって残念に思った方は多くいらっしゃることと思います・・・

今日は73年の初めに発表された「アラバマの雨」(Alabama Rain)という歌をご紹介します。今の季節にぴったりの、どこか哀愁を帯びた、優しく美しい曲ですね

http://jp.youtube.com/watch?v=kio002YGGUE
☆松月のRhymes&Reasons☆

>Dusty haze on summer highways
>Sweet magnolia callin'

のどかな夏の朝の田舎道の風景が思い浮かびますね。
「マグノリア」とは「木蓮(もくれん)」の仲間を指すのですが、
土地と花の時期から一番近いのは「泰山木(たいさんぼく)」だと思います。
花言葉は「前途洋々」なのだとか。花のいい香りも漂ってくるようですね。

>But now and then I find myself
>Thinkin' of the days
>When we were walkin' in the Alabama rain

でも、時には、恋人と雨の中を歩いた昔の思い出が蘇るんですね。

>I've never heard it said
>That kids can't fall in love and feel the same

このitはThat以下のものを指しています。
子どもだって同じように恋をするんです。蘇るのは甘酸っぱい初恋の記憶。

>A weepin' willow sang its lullaby
>And shared out secrets

そして日は暮れて、再びのどかな田舎道の風景の描写。
「枝垂れ柳」の花言葉は「愛の悲しみ」なのだとか・・・。 ↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

こんにちわ

お邪魔します。「ルロイ・ブラウンは悪い奴」は確かフランクシナトラも歌っていましたね。
あまりジム・クロウチは聞きませんでしたが 疲れない歌声でいいですね。ほんとに人は何時死んでしまうか分かりませんから出会いを大切にしたいものです。

NoTitle

これからと言う時に亡くなって残念!ジョンデンバーにしてもBホリーも飛行機事故ですね。
ちょうど湯川れい子さんの全米TOP40を熱心に聞いていた時で遺作は「美しすぎる遺産」なんて邦題でした。
優しい歌ですねこれ、私の一番は「歌にたくして」です。

美しすぎます!

レモン鈴木さん、
こんにちは♪

「ルロイ・ブラウンは悪い奴」はフランク・シナトラも歌っていたのですか~!
確かに歌ってそう・・・。軽快で楽しい曲ですよね!

ジムの声って本当に癒されますねv-398

ジョン・デンバーも、ジム・クロウチも、フランク・シナトラもわたしが知ったのは亡くなった後で、本当に残念です。でも、すばらしい歌はいつまでも若く生き続けると思うので、出会いを大切にしたいと思っていますv-485

oyaji910さん、

そういえばジョン・デンバーもバディ・ホリーも飛行機事故でしたね・・・。時にあっさりと人の命を奪ってしまう飛行機や歴史を憎らしく感じることがありますv-404

「全米TOP40」を聴いていらしたということは、ほぼリアルタイムですね!「美しすぎる遺産」ってぴったりな邦題ですね。わたしも「歌にたくして」が一番好きですv-254

NoTitle

ジム・クロウチの曲は殆どがメジャーキーで書かれています。そんなことがかれの曲に好感を持つ理由のひとつかも知れませんね。タイム・イン・ア・ボトルもマイナーで始まりますが、転調してメジャーに変わりますものね。日本人が一番好むパターンだと思います。
 キース・キャラダインと同じように、ジムの歌も映画で使われました。Last American Hero という、ジェフ・ブリッジスが主演した映画だったと思います。曲はI Got A Name で、この曲がジムを有名にしたと思いますが・・・。
 ジムやジョンのコーラスを聞いてみたいですね。

ジムに手を出したくなる(笑)理由

Georgeさん、

「タイム・イン・ア・ボトル」は全体としてはマイナー・キーのように思いますが、コーラスでメジャーに転調していて、「もう一度、君と一緒に過ごしたいんだ・・・」という希望が感じられますね・・・。メジャー・キーの曲でも、ジョン・デンバーのような底抜けに明るい感じとは違って、どこか哀愁を帯びているのがまた日本人好みなのかなと思いますv-410

「アイ・ガッタ・ネイム」は1973年の映画「ラスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌で、彼が亡くなってしまったのは、この曲がちょうどチャートを上っている時だったそうです。彼もこの歌のように、夢に向かって突っ走っていたでしょうに、残念に思います・・・。

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No.35 「アラバマの雨」 by ジム・クロウチ
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

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