松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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ポール・サイモンとブルーグラス

この2つは松月の大好物ですが、最近まで「アメリカ音楽」であること以外に共通点を見出せずにいました。ポール・サイモンってどうしても都会的なイメージがあって、ケンタッキーの牧草地とか、アパラチアの山々とかには結びつかなかったからです。

しかし、彼はいろんな時代や地域の音楽に興味を持つ中で、ブルーグラス系のミュージシャンたちとも親交を深めていました。よくよく聴いてみると、ポールの作品にも明るく軽快だったり、コード進行が単純だったり、歌詞が身の上話だったりという曲があって、彼らはそんな曲を好んでトリビュート・コンサートなどで演奏していたのです。

例えば、2007年にポールが初の「ガーシュイン賞」を受賞した時の記念コンサートでは、アリソン・クラウス「ボクサー」「グレイスランド」を歌いましたし、
Alison Krauss - The Boxer
Alison Krauss & Jerry Douglas - Graceland

No.200でイッシーさんが教えてくださいましたが、2008年の「ブルックリン音楽アカデミー」でのポールのトリビュート・コンサートでは、ジリアン・ウェルチデヴィッド・ローリングス「哀しみにさようなら」(Gone at Last)を演奏しました。
01 Gone At Last / Paul Simon & Gillian Welch 2008(注:ポールは歌ってません)

そして「近々リリースが予定されているポールの新アルバムに、ブルーグラスのグループが参加するらしい!?」ということが、3月から話題に上がっているのです!!!

それが、こちらの方々らしいのです・・・よかっぺ? いがっぺ!?

http://www.youtube.com/watch?v=_f6dRfP5f0A


この話題が7th Avenueさんのジオログで取り上げられた時、わたしは驚いてコメントを入れたのですが、彼はていねいなお返事の中で教えてくださいました。ガーシュイン賞の時アリソン・クラウスの後ろでドブロを弾いていたジェリー・ダグラスは、実は2006年の「サプライズ」ツアーに参加していて、ポールとは親しい関係なのだと。また、その脇でギターを弾いていた男性がポールに少なからず影響を与えているのではないかと・・・。

男性の名前は、ハーパー・サイモン(Harper Simon, 1972- )。ポールの「グレイスランド」の詩に「ぼくの旅の道連れは9歳」と歌われている、ポールの最初の結婚で生まれた息子です。ハーパーといえば、ポールの1997年のアルバム「ザ・ケープマン」(Songs from the Capeman)“Killer Wants to Go to College”でハーモニカを吹いていたのが印象に残っていますが、その後もよくポールのツアーにギターで参加していたんですね。

そのハーパーが、アラフォーにしてようやくシンガー・ソングライター・デビューし、昨年の10月13日(つまり父親の誕生日)にアメリカで1stアルバムを発表したのです。しかもそのアルバムは、カントリーの聖地・テネシー州ナッシュビルで、セッション・ミュージシャンたちとレコーディングされたというのです。7thさんが「その中でもポールとの共作である「テネシー」(Tennessee)という曲がカッコイイですよ!」とすすめてくださったのですが、試聴して気に入ってしまい、Amazonで購入してしまいました^^;

次回、そのアルバムのレビューをしたいと思っています。お楽しみに!

☆お楽しみコーナー☆

興味深い映像を見つけました。ハーパーがロサンゼルスで、ブルーグラスな?仲間たちと“You Ain't Goin' Nowhere”を演奏しています。バーズの歌(ナッシュビルでレコーディングされたというアルバム「ロデオの恋人」(Sweetheart of the Rodeo)に収録されています)で有名な、ボブ・ディランの作品ですね。(6月の里美フェスでも、仙台の「ファンタジック・ゲイリー・バンド」さんが演奏していたのを聴きました。)

いいなぁー、わたしもバック・コーラスのおねーさんたちに交ざりたいですう~~~

http://www.youtube.com/watch?v=tPzAvupzRXU


一方、父親はというと、俳優でバンジョーの名手であり、よき友人でもあるスティーブ・マーティン(Steve Martin, 1945- )とセッションしちゃってます。すごーい! 

http://www.youtube.com/watch?v=zFiUrTWHsY8


7th Avenueさんの元記事です♪
ポ-ルの新作アルバムは...
ブル-グラスへのアプロ-チ!!

※追記(10.11.03)

新アルバムは“So Beautiful or So What”というタイトルで、
リリースは2011年の初めになりそうだということです。
確実なのが“Love in Hard Times”と“Questions for the Angels”の2曲。
そして、噂されているのが、ボブ・ディランとのコラボが1曲と、
上でご紹介したブルーグラス・バンドとのコラボが2、3曲!?

最近ポールはこれまでのソロのカタログも含めワーナーからコロムビアに戻ったので、
発売はソニーからになるかと思われます。

7th Avenueさんの元記事です♪
< So Beautiful Or So What >

うー、特に緑字の部分が楽しみすぎます!!!
K山さん! mickeyさん! まーるさん!
茨城の、そして全国のブルーグラス・ファンのみなさま!!
ポールのファンでなくても、これはチェケラですよっ♪
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

ポールの息子のことは知らなかったので、本当にびっくりしました。また「旅の友は9歳」のくだりもこれで納得できました。
ポールがどのようにブルグラをアレンジするかとても楽しみですね。

お久しぶりです!

今晩は、お久しぶりです、笛吹いてますか?

ポール・サイモンは、新アルバムを出しますか?
楽しみです。

ネクラな私にとって、バンジョーやアコギなど、とにかく明るいブルーグラスは、希望の光です。

博多弁では、良かー! 茨城弁で良いは、何て言うんでしょう?
よかっぺ、いがっぺは、疑問符しょうから。

楽しみですね♪

Georgeさん、

しばらくですー。コメントありがとうございます。わたしも知りませんでしたよ、
ハーパーがナッシュビルでカントリーっぽいことをやっていたなんて・・・!v-353

ハーパーの声質はポールに近く聴こえますが、上の映像を見ると、
彼の歌い方は、60年代後半~70年代にかけてカントリーに向かっていた
ボブ・ディランやバーズの影響も感じられるようですねv-264

Toshinosukeさん、

しばらくですー。笛吹きの練習にはちょうどいいさわやかな季節になりましたね。
と思ったら、秋の里美フェスまで1か月きってしまいました・・・やばいっv-356

この「ドイル・ローソンとクイックシルヴァー」は、ビル・モンローの影響を受けている
すばらしいブルーグラス(正確にはマウンテン・ゴスペル?)バンドらしいです。
ポールもジェリー・ダグラスにすすめられて、映像を見て気に入ったとかv-339

ちなみに、博多の「よかー!」に相当するのは「いがっぺ~!」ですよ(笑)v-354

記事に「拍手」をくださった方々も、ありがとうございました!v-238
(17、18日の2日間で8拍手もいただけて、びっくり&うれしいです♪)

こんばんは

松月さん
こんばんは

ポ-ルサイモンとブル-グラスの御紹介ありがとうございます。
私の元記事まで...大変恐縮です...

ポ-ルの新作アルバム、本当に楽しみですし
期待しています。

ポ-ル自ら、アルバム< Graceland >以来の自信作だと
語っているようです。

ポール・サイモン・ファンの集い

7th Avenueさん、

読んでいただいてありがとうございます。
いえいえいえ、現実でブルーグラスに触れている時に、グッド・ニュースでした。
そうでなければ、ポールの新作であっても、記事には書かないと思います。

実は、6月の「美野里フォーク・フェス」でお会いしたブルーグラスも好きな演奏仲間で
「ポール・サイモン・ファンの集い」が自然にできあがっていましてね(笑)
新作やハーパーのこともお話しして「いずれ記事に書きます」と約束したんですよv-221

みなさん、読んでいただけましたかねー?
もしかすると、記事に「拍手」をくださった8名さまに含まれているかもしれませんね♪

「グレイスランド」以来の自信作だとか。本当に楽しみですねv-485

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No.203 ポール・サイモンとブルーグラス
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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松月の芳名録

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