松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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秘技!?ホイッスル de 二刀流!

ティンホイッスルは「リーズナブルで習得しやすく、丈夫で持ち運びもしやすい」
まさに理想的な独奏楽器・・・と言いたいところですが、正直「独奏」は寂しいです。

1人で合奏できればいいのですが、笛吹きにとって次の2つはコンプレックスなのです。
1. 笛を吹きながら歌ったり、ほかの楽器を同時に演奏したりすることはできない。
2. 単音のメロディ楽器なので、1人でハーモニーを奏でることもできない。


・・・しかし
ちょっと工夫をして「両手で2本のホイッスルを同時に演奏する」ことができれば、
「1人でハーモニーを奏でる」ことは可能になります。まずは聴いてみてください。
6月の美野里フォークフェスで録音した「サリー・ガーデン」です。

http://www.youtube.com/watch?v=Vt-ThM4a5w4


この技はわたしが考え出したものではありません。「アイルランド音楽への招待」という本に「人目を引く見世物的なこと」の一例として挙げられていたものです。ちょうどセッションで使うのにディクソンの笛を導入し、D管の笛が2本になってしまった時だったので、松月は思わず飛びついてしまったのでした。(いつだったかセッションで披露した時「これがやりたくてD管を2本買ったの?」と聞かれましたが、逆なんですよー。)

アイルランド音楽への招待 (音楽選書)アイルランド音楽への招待 (音楽選書)
(1998/10)
キアラン カーソン

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さて、この2本のホイッスルに、もちろん種も仕掛けもないわけではありません。
どうなっているのかというと、、、
片方の歌口側の3つの穴をセロテープでふさいでいるのです(笑)
例の本には上の1行しか書かれていないので、以下は松月の考察になりますが、

こうすることで、左手の穴が全部押さえられた状態になり、右手だけでD、E、F#の音を出せるというわけ。もう片方の笛は、左手でA、B、C、C#を出します。Gはどちらでも鳴らせます。第2オクターブは強く吹きこむだけで、同じ指づかいで出すことができます。



それで、2本の笛で相性のよい音を組み合わせて同時に鳴らすことで、ハモっているように聴こえるというわけなんですね

2本の笛は同じキーであればよいのですが、まったく同じ種類ならばなおよいです。6月の里美フェスで、わたしの持っているクラークのMEGと、まったく同じY口さんのMEGを借りて組み合わせたところ、響きもぴったり合い、息づかいも楽で吹きやすかったです。

まあわたしの場合は、普段MEGを2本持っていても使わないので、セロテープを貼ったMEGに、ディクソンの笛をムリヤリ組み合わせてこんなふうに吹いています。
次の映像は、この記事を読んでいただいたみなさんとわたしだけのヒミツですよー
http://www.youtube.com/watch?v=6DHPnHaV-CM

さて、2本の笛でのアンサンブルといえば、普通は「笛1がメロディ、笛2がハーモニー」というように分担しますよね。ところが、上の2本の笛は
  笛1(左手)→ G、A、B、C、C#
  笛2(右手)→ D、E、F#、G

と、「音」で分担します。つまり、メロディに笛1で出せない音があれば笛2で出します。
したがって、小節の途中であろうとお構いなしに、メロディとハーモニーが2本の笛の間でころころと入れ替わるので、この技はかなりの「脳トレ」になります(笑)

下に楽譜を2種類作ってみましたので、ご覧いただければ「桃色で塗られた主旋律(メロディ)が音によって笛1と笛2に分散している」のがわかるかと思います。
楽譜は、メロディは音によって笛1と笛2に分け、ハーモニーはメロディで使っていない方の笛で出せる音から「メロディやコードと相性のよい音」を選んで作ることができます。難しいと思われるかもしれませんが、この過程がけっこう楽しかったりします。

曲はキーや音域が合えば演奏できますが、2本の笛の響きを考えると、「二刀流」には「Gキーで、Gから1オクターブ上のBまでの音域のメロディ」が適していると思います。
下の2曲のほかには、、、「埴生の宿」(Home, Sweet Home)なんかもそうですね♪

Down by the Salley Gardens
Morning Has Broken

これで最初に述べた「1人でハーモニーを奏でることができない」という笛吹き共通のコンプレックスが解消できますが、「息づかいが簡単なため、フルートより軽く見られがち」なホイッスル吹きのコンプレックスも解消できるでしょう。ホイッスルは時に、フルートにはできないこともできるのです。

それではみなさんも、エンジョイ・ホイッスル・ライフ~♪
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

さっそく体験二刀流

二刀流、見たことありますがやってみようと思ったことはありませんでした。、、でもこのわかりやすい指孔TAB譜?をみてやってみました。楽しいですね!
でもピッチが不安定で人前でやるには練習が必要だなぁ。松月さんはかなり練習したんでしょうね。

まだ映像を見ていないのですが

今ミニ・ノートなので映像に弱いのです。後ほどゆっくり(^^; 
でも想像しただけで面白いですね!

そういえば、子供の頃、左手に打楽器を持ち、
右手に笛を持って独り合奏をしたことを思い出しました。

読んでいただいてありがとうございます♪

tacky5さん、

ご来訪ありがとうございます。「フェアリー・ドクター」の笛吹きさんですね。
ドック青木さんや水戸の「ケルズ」のご主人からお話をうかがっていました。
今後ともよろしくお願いしますv-22

「少なくとも茨城でこんなアホなまねをしているのはわたしだけ」と言ってみて
いますが、ホイッスルが普及している地域では結構やられているようですね。

指孔TAB譜は、覚えるまで何もないとつらいので、つけてみました。
でも、ピッチが安定するころには、すっかり覚えてしまっているでしょうね(笑)
指づかいより、息の入れ方がとても難しいですよねv-356

TOMOKOさん、

こちらにもコメントありがとうございます。おもしろいですよね。
へたくそということもあり、普通に吹いていても目立たないので、
ほかの人がやらないようなことで、目立とうとしております。
ブログにもほかの人が書かないようなことを書きたい性格なんですv-392

笛と打楽器の独り合奏ですか、拍子をとるのが難しそうですが、楽しそうですね!
実際に「テイバー・パイプ」という笛もあるようですね。
「テイバー」という太鼓を左脇にぶら下げて、右手で打ちながら、
左手で持って吹いて、独りで合奏できる専用の笛だそうですv-341
http://www.youtube.com/watch?v=zS__oBFqVik

ホイッスルで和音

ブルースハープだと和音のイメージありましたが、ホイッスルで、和音はびっくりです。
松月さんの映像の方見て、とっても音色が良いなと思いました。

テープですか !!

ご無沙汰してます。

>片方の歌口側の3つの穴をセロテープでふさいでいるのです(笑)

率直びっくりしました、そんな奏法があるとは知りませんでした。
大変勉強になりました。

どんどん上手くなっていきますね・・・・
頑張ってトライしてください。応援してますよ !!

さらに、ありがとうございます♪

PPMMポールさん、

映像見てくださってありがとうございます。「ただのオーバーダビングでは?」と
思われる方がいらっしゃると困るので、映像で本人がんばって吹きました(笑)
2本の笛に気を遣わないといけないので、息の入れ方が難しいですね。
でも、和音が出せるとものすごーく気持ちいいですよー。v-392

タウン・ワンダーさん、

しばらくです。読んでいただきありがとうございます。
「奏法」というよりは「見せ物」ですね。宴会芸にもってこいです!
アホらしく見えますが、まじめにやればやるほどウケるんですよ~。
「セロテープ」ってところがなんとも庶民的でよかっぺ?(笑)v-221

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No.202 秘技!?ホイッスル de 二刀流!
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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松月の芳名録

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よかったら聴いてみてくださいね♪
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