松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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The Wexford Carol ~ アイリッシュなクリスマス! Part 1

今宵はクリスマス・イブですね。当ブログでもクリスマス特集をしたいと思っています。
今年の一番の幸せは、アイリッシュ音楽と、それがもたらした人々とのめぐり会い。
というわけで、1年の締めくくりに、「アイリッシュなクリスマス」を企画しました

それがどういうものか、ほとんどの方はご存じないでしょう。わたしもそうでした。
偶然見つけたこちらのサイトで初めて知り、そのとおりに準備してみました。
必見!世界のクリスマス:アイルランドのクリスマス

地域による違いもあるかと思うので、本当にこれでいいのかわからないのですが、
周りを照らすキャンドル、温かいミルク、そして、もちろん地元でとれたニンジン。



アイルランドは基本的にカトリックの国ですので、クリスマスは特別な日です。
そしてイブの夕方、窓辺に灯すこのキャンドルにはとても大切な意味があるといいます

今から二千年前、イエス様をお腹に宿していたマリアさまと夫のヨセフは、悪い王のために故郷を追われ、寒い冬に安全な隠れ家を求めて、あちこちさまよっていました。そのとき、イエスさま誕生のお告げを聞いた人々は、マリアさまの一行が暗闇で迷わないようにと、窓にろうそくをおいたのが始まりとされています。そしていまでは、明るく輝くろうそくは、クリスマスを祝えない貧しい人々や、暗い夜道で迷った旅人たちに、「さあ、ここに暖かい火とご馳走がありますよ、いらっしゃい」という、アイルランド人の優しい心づかいとなって受け継がれているのです。そしてミルクはサンタさんへ、またニンジンはそりをひいてきてくれたトナカイさんたちへのお礼なのです。(「アイルランドのクリスマス」より引用)


誰もに等しくやってきて、誰もが幸せに過ごすべきクリスマスですが、家へ帰って祝うことのできない人々もいる。このキャンドルはそんな人々を迎え入れて一緒に祝いたいという温かい心のあらわれなのですね。わたしが故郷を追われた旅人だったら、希望の光のように感じられると思います。人を思いやることを、わたしたちも大切にしたいですね

そんなキリスト教の精神を宿した人々は、教会のミサへ出かけ、祈りを捧げます。
クリスマスの教会に欠かせないものといえば、やはりクリスマス・キャロルですよね

「水戸ブルーグラスナイト」へのお誘いを受けた時、アイリッシュのクリスマス・ソングを披露したいと思ったのですが、「きよしこの夜」とか「ジングルベル」などとは違い、日本の街で耳にすることはないですよね。でも、探して見つけましたよ、すてきな曲を。わたしはこれをすっかり気に入って覚え、お客さんたちの前でやらせていただきました。当ブログのシンボル「平和の鐘」でも演奏していましたが、聴いていただけましたか?

「まだ聴いてないぞ」という方へ → The Wexford Carol.mid

今回はこの「ウェックスフォード・キャロル」(The Wexford Carol)という歌をご紹介します。ウェックスフォードはアイルランド東部沿岸の州で、この歌はそこに伝わる12世紀のクリスマス・キャロルだといわれています。

ウェックスフォード・キャロル

よい心を持つすべてのみなさん このクリスマスによく考え 心に留めておきなさい
神が愛する御子を送ることで わたしたちのためになさったことを
マリアさまとともに祈りましょう このクリスマスの日に神への愛をこめて
ベツレヘムではその朝 神聖な救い主がお生まれになったのです

ベツレヘムの近くでは 羊飼いたちが子羊の群れを守り 羊たちに食事を与えていました
そこへ神の御使いが現れ 羊飼いたちをひどく恐れさせました
「さあ 支度をしてベツレヘムへお行きなさい 恐れないで
そこではこの幸せな朝に 気高き幼子のイエスさまがお生まれになったのです」


映像はアメリカのソルトレイクシティ出身の合唱隊とオーケストラによる演奏です。
ハープとホイッスルがいい味を出しています。テノールの歌声も素敵ですね!

http://www.youtube.com/watch?v=MkES0BAt_4s


Part 2へつづく
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テーマ:ケルト音楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

ニンジンとミルクとキャンドルの灯り
この色合いがとても素敵ですね
並べ方もおしゃれだし
白い花もさりげなくていいです。

それから ”メリークリスマス!”

本当にこれでいいのだろうか(笑)

レモンさん、

ありがとうございます♪
光の加減が難しかったですが、作ってよかったです。
やはり緑がないと寂しいな、と思って、バラも入れてみましたv-254

レモンさんも、“メリークリスマス!”

NoTitle

 イエスの誕生した晩、祝福に訪れたのは、貧しく身分の低い羊飼いたちだけでした。(映画や絵画などで、よく、そこに東方からの3人の博士たちが一緒に描かれていたりしますが、聖書によると、博士たちはそれより2年ほど経って後、イエスが2歳ぐらいのときに訪れています。救い主の誕生を知らせる星を発見してから実際にイエスにお会いするまで、2年以上の歳月を費やしているのです。)そして、生れたばかりのイエスは布にくるまれて、飼葉桶に寝かせられていたとあります。飼葉桶とは、家畜の餌箱です。けしてきれいなところではありませんでした。これは、救い主は人の心の一番汚れたところに、おいでになることを表わしているのではないかと思います。

「ウェックスフォード・キャロル」UP感謝です。初めて聴かせてもらいました。実に素晴らしい曲ですね。なんという空気感でしょう。ホイッスルの音色に惹きつけられました。これを聴いただけでも、松月さんが、このシンプルな楽器に入れ込んでいる理由がわかります。いい曲きかせてもらいました。感謝。

Humble but Noble

トクベー&キーボーさん、

クリスチャンの方に熱心に読んでいただけてうれしいですv-238

生まれたばかりのイエスの様子は「スター・キャロル」(S&Gの「オールド・フレンズ」という3枚組に収録されている曲です)にも描かれていました。粗末な馬屋で、飼い葉桶に干し草を敷いた上に寝かせられていたんですよね。こういう貧しい生まれというところに親しみを覚えてしまいますv-255v-352

トッキーさんも初めてでしたか。いい曲ですよね。そうそう、オーケストラの中で、この庶民的な楽器ががんばっているのです。繊細な音がいいですね。わたしが吹くと図太い音になってしまいます^^;

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No.149 The Wexford Carol ~ アイリッシュなクリスマス! Part 1
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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