松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「木の葉の丘」 by フィル・オクス

今回はしばらくぶりに60年代の純モダン・フォークの佳作をご紹介しましょう。
「木の葉の丘」(Changes)という、これも今の季節にぴったりな歌です。

この歌の作者のフィル・オクス(Phil Ochs, 1940-76)は、公民権運動や反戦運動の中で多くの政治的なメッセージ・ソングを残した、初期のボブ・ディランと並び、60年代を代表するプロテスト・フォーク・シンガーといわれた人です。ディランがフォーク・ロックに転向しても、オクスはプロテスト・ソングを歌い続けました。しかし、そのために彼は時代に取り残され、最後には首をつってしまったのです。

この歌にはそんな「変わりゆく時代」のようなさまざまな「変化」(changes)が描かれています。季節の変化、1日の明るさの変化、人の心の変化、、、そして関係がうまくいかなくなった恋人に別れを告げるのがなんとも切ない歌です。政治的な歌でもないし、美しいメロディなのですが、胸に迫ってくるようなメッセージ・ソングなんですよね

1番のみですが、若いころのディランっぽい、フィル・オクスの弾き語りの映像です!

http://www.youtube.com/watch?v=ebvWM3E_Sjs


わたしはこの歌を、父の思い出のカセット・テープに入っていたイアン&シルビアの歌で覚えました。メロディも2人のハーモニーも美しく、ちょっぴり切なさを感じさせるところもまたよく、とても気に入って繰り返し聴いたのを覚えています

みなさんにも彼らのバージョンをおすすめしたいのですが、Web上には音源がないので、ご自身でさがして聴いていただくとして、もうひとつ松月のお気に入りをご紹介します。

イアン&シルビアが有名にしたカナダの国民詩人であり、
レモンさんいわく「雨と雪の似合う男」、ゴードン・ライトフットです。

「スリー・フィンガー・ピッキング」っていいましたっけ、いかにもモダン・フォークなこのギターの演奏が、とてもすがすがしい気持ちにさせてくれます

http://www.youtube.com/watch?v=cybVspvzb9g
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:懐かしのフォ-クソング - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

確かにゴードンライトフットが 「雨と雪」で稼ぐ男だというような話を以前しましたね。(笑)

以前、僕もイアン&シルビアの演奏で「木の葉の丘」 をフォーク決定版というCDで聞きましたよ。
いい曲ですね。盛り上がりがなくとりとめもないところが特徴といえば特徴でしょうか。
このゴードンライトフットの演奏はずいぶん若い頃のものですね。しかもなかなかの二枚目。
こんな時もあったんですね。当たり前ですか、いきなり年寄りになる訳ないですから。(笑)
ゴードンライトフットの若い頃の演奏あまり聞いたこと無いので興味深いです。

フィル・オクスという人は知りませんでした。何となく彼の演奏を聞いていると時代に取り残されたというのもうなずけますね。もう少しゴードンのような力強さがあれば良かったのに。





60年代の文化史を読みながら

レモンさん、

メッセージありがとうございます。「フォーク決定版」ですかー。そういえばフォークソング集にはよくイアン&シルビアの「木の葉の丘」が入っていますよね。ラジオでもよく流れていますね。淡々と歌われますが、ハーモニーがとてもきれいですv-341

ゴードンのは1965年の1stアルバム「ライトフット!」に「朝の雨」や「フォー・ラヴィン・ミー」などと一緒に収録されたのですね。ところでこの12弦ギター、最近のライブ映像でも見たような気がしますが、彼はかなり長いこと使ってらっしゃるのですね。

フィル・オクスについては、夏休みに図書館で見つけたアメリカのカウンター・カルチャーの本に3ページほどに渡って語られていたのを読み、人物を知りました。深く掘っているつもりですが、まだまだ知らないこと、たくさんあるんですねv-360

フィル・オクス

フィル・オクスが活躍していたのが60年代だけで、70年代に30代の若さで亡くなってしまったので、日本ではあまり知られていないでしょうね…。

私もフィル・オクスについて知らなかったのですが、ジョン・デンバーが彼への哀悼歌『サースティ・ブーツ』をカバーして歌っていたのでつい最近知りました。

辛辣なプロテストソングだけでなく、こんな優しさ溢れる歌も歌っていたのですね☆

NoTitle

フィル・オクス・・・たしかMUSICマガジン誌がまだNEW MUSIC
マガジン誌だった頃に特集組まれ知りました。もう何十年も前。
ディランになれなかった男・・・自ら命絶つ、悲劇的な最後。
純な人だったんでしょうね。
この歌聞いてもそんな感じします。

ディランになれなかった男・・・

マーヤさん、

フィル・オクスはこの歌の作者として、前から覚えてはいたのですが、やはりヒット・チャートとは無縁な方でしたので、彼の歌っているのを聴く機会はありませんでしたね。

彼と深い親交があったエリック・アンダースン(No.48参照)とのつながりで、本当は「サースティ・ブーツ」を次に取り上げて、ジョンも歌っていた歌だとマーヤさんにお伝えしたかったです(涙)。この歌も60年代の名作で、フォークソング集にもよく収録されているんですよ。ちなみに、わたしが覚えたのはジュディ・コリンズのでしたv-353

「木の葉の丘」は初めてでしたか。気に入っていただけたらうれしいですv-410

oyaji910さん、

雑誌で特集組まれたことがあったのですね。やはり「時代の人」なのですね。
変わりゆく時代には勝てないとしても、考えをしっかり持った人に惹かれますね。
フォーク界には彼のような「純な人」がまだまだたくさんいるのです。
ここはそういう人もご紹介していけるサイトでありたいと思っていますv-339

スリーフィンガーの思いで

「スリーフィンガー」ギター弾きはスリーフィンガーが弾けるようになったら、いっちょ前のように思っていた私も必死になってコピーしてました。そして弾けるようになってから気づいたのです。なぜ、この奏法が「スリーフィンガー」というか。簡単です親指、人差し指、中指の3本の指を使うからです。ところが、私は薬指も入れた4本指で弾いていたのです。人間て、一旦得とくしてしまうと、それを修正するのは、ちょっと大変。少々迷いながらも薬指を動かないように小指とともに、ひもで縛り付け、ようやく間違った癖を修正したのでありました。
私の人生は、こうした多くの間抜けな思い違いにいろどられているのです。きっと死ぬ時も何かを勘違いしたために死んで行くのでしょう。

3本指で弾くんですね!

トクベー&キーボーさん、

ギターって、変則チューニングされる方も多いですし、指づかいも自分の弾きやすいのでやればいいんじゃないのかなぁーと思っていましたが、指を縛ってまで本来の奏法に直そうと努力したトッキーさん、尊敬しますv-410

勘違いは誰しもありますよ。わたしはNo.128でお話しした笛子の膜孔ですかねー。今も竹の皮が買えずラップが張ってあります(笑)。実音でメロディを覚える癖も、キーが変わると演奏できなくなるので、どうにかしないといけませんね。

木の葉の丘

木の葉の丘、私は、ブラザース・フォアのバージョンで、聞いたのが、最初です。
そのあとイアンとシルビアのベスト盤を購入した際に、朝の雨のイアン&シルビアバージョンとと彼らの、木の葉の丘繰り返し、聞き込んだのを覚えています。イアンとシルビアも、ゴードン・ライトフットもカナダからのとても涼しい風といった感じの独特のフォーキーな感じが好きです。

フィル・オークスも、A&Mというセルジオメンデスとブラジル66などが所属していた洗練されたレーベルで、メッセージソングを歌い続けていたところも、よりなんとなく孤独感を感じたのではないでしょうか?あくまで想像ですが。ロジャーニコラス等のソフトロックなどおしゃれ系のレーベルメイトと一緒で、なんとなく時代を感じてしまったというか。。。。

彼もまた「孤独の旅路」ですね・・・

PPMMポールさん、

そうでしたかー。わたしはブラフォーのバージョンは後から聴きました。でも、この歌も「朝の雨」もイアン&シルビアのバージョンが実にさわやかで一番のお気に入りです。それと、今月は特に意識してないのに、カナディアン特集になってしまいました(笑)v-34

セルジオメンデスとブラジル66も所属していたレーベルだったのですか。
孤独感、、、実際はどうなのでしょうね・・・。

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No.148 「木の葉の丘」 by フィル・オクス
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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