松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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「さらばジャマイカ」 by ハリー・ベラフォンテ

前回に続いて「旅と望郷の歌」カテゴリでいきましょう。ちょうど暑い季節の終わりにご紹介しておきたい歌があるんですよ。「さらばジャマイカ」(Jamaica Farewell)です。

わたしはブラザース・フォアの歌で覚えたのですが、元をたどってみると、「カリプソ」(Calypso)という、20世紀の前半にカリブ諸島で発達した黒人たちの魂の音楽だったんですね。1950年代後半から、ブラフォーやキングストン・トリオなどのフォーク・グループはこういったジャンルにも興味を持ち、自分たちの音楽に取り入れていたようです。

そのきっかけを作ったのが、ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte, 1927- )でしょうね。この歌や「バナナ・ボート・ソング」(Banana Boat Song)をヒットさせ、カリプソをアメリカで広めた人といわれています。彼はニューヨークの生まれですが、少年時代を母親の故郷であるジャマイカで過ごしています。島の港で聴いた船乗りたちの歌。そこにはハリー自身のジャマイカへの想いも強く表れていると思います

この歌の作者といわれるロード・バーゲス(Lord Burgess, 1926?- )もニューヨークの生まれですが、母親がやはりカリブ地方の出身だったということで、島の民謡に親しみ、採譜して新しい歌を作っていたそうです。この歌も「鉄の棒」(Iron Bar)というカリプソのメロディが元になっているのだとか。

リズミカルな歌なので、対訳を七五調で書いてみたところ、偶然にもメロディにのせて歌える「訳詞」になっていました。いつものように、よろしければお試しくださいませ

夜は陽気な 港町 昼は日が射す 山の上
帆船で進む 旅の道 ジャマイカに来て 立ち寄った

でも 悲しいよ 行かなくちゃ またしばらくは 戻れない
心は沈み 振り返る キングストンの 娘さん

どこもかしこも 笑い声 踊り子は舞う 右左
僕の心は ジャマイカさ メキシコまでの 旅なのに

市場へ行けば 聞こえるよ 売り子が頭に 荷を担ぎ
アキー・ライスに 塩魚 ラムはいつでも 素晴らしい


ちなみに、歌詞に出てくる“ackee rice”と“salt fish”そして“rum”は、ジャマイカの伝統的なごちそうなんですってー。あー、食べものには目がないですAckee and saltfish

ライブ映像も見つけました。オーディエンスも歌に参加できて楽しそうですね。
みなさんもぜひ一緒に歌ってみてくださいね

http://www.youtube.com/watch?v=dyGuP3_ajZg


余談ですが、最初の12秒あたりで登場するハンチング帽のおっちゃんが吹いてるのって、ティンホイッスルじゃありませんか!?うれしいな、こんなところで出会えるなんて。見た感じ「ジェネレーション」という名前のブラス管のE♭キーですね。先日東京へ行ったついでに、お茶の水の石橋楽器さんで「ジェネレーション」を試奏させていただきましたが、高音がキンキンうるさくてちょっと^^;わたしのタイプじゃないかも(笑)
↑読んでいただけたら評価をお願いします。↓コメントいただけるとさらに喜びます☆

テーマ:ワールドミュージック - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

NoTitle

ハリー・ベラフォンテは好きですよ。
以前日本に来たときグループで踊りながら歌っていたのをテレビで見ましたけど
会場の人々にぜんぜんウケなくて何でだろう、とさびしい気持ちになったのを思い出します。
日本人が英語で歌えないという事に彼は気がつかなかったのかもしれませんね。
あの時この松月さんの歌詞で彼が歌えばきっと皆うたったでしょうね。(笑い)

「さらばジャマイカ」 よーし 今度チャレンジしますよ。
そしてライブで松月さんの歌詞でやってみようじゃないですか。

>ハンチング帽のおっちゃんが吹いてるのって、ティンホイッスルじゃありませんか!
僕もすぐ分かりましたよ。こんな吹き方もいいじゃないですか。
松月さんがんばって吹いてください。そしたら一緒に演奏しましょう。

ほら、聞こえて~くる~だろ♪

レモンさん、

ハリーの来日公演をテレビでご覧になったんですかー。
ライブの醍醐味は歌い手や周りの観客と一緒に楽しめることだと思っているので、
わたしも、やはり一緒に歌えないのはさびしいですね・・・。

松月の訳詞を気に入ってくださってうれしいです。ちょっと恥ずかしいですが^^;
よく知られているのは峯陽さんによる日本語版で、個人的にもお気に入りです。
70年代に「みんなのうた」で取り上げられたこともあったようですねv-341

レモンさんとのDUOで、この曲とか「ガーデン・ソング」とかやってみたいですね。
両方ともオリジナルのDキーでお願いしますね。E♭持ってないので(笑)v-411

NoTitle

年老いてもこんな楽しいステージを作る。
すごいですね。

観客が楽しそうに歌っている。いいですね。
明日、さっそくベラフォンテのレコードを引っ張り出して
聴いてみよう。

ベラフォンテさんって、

ミキタカ08さん、

すごいですよねー。特に黒人さんの演奏はパワフルというかソウルフルですよね。
観客も歌に参加して一緒に楽しめるようにしているのも大事なポイントですね。
そう言ってくださってうれしいですv-411

だいすきっ!

この曲大好きです

もともと昭和一桁うまれの父がすきで

私が幼少のころから

オープンリールで聞かされていました

ですので懐かしい感じがするんですよ

和訳すてきですね

この詩の意味を解釈するのに

とてもわかりやすかったです

この曲を知らない人たちへ

この曲の良さを知って貰うのに

mixiで日記を書きました

この和訳引用させて貰って

よろしいでしょうか?

ご検討の程よろしくおねがいいたします。

若かりし日の思い出

りょうさん、

ご来訪&コメントありがとうございます。
お父さまの思い出の懐かしい曲だったんですかー。
「旅と望郷の歌」には、自分の心の故郷も映し出されますよねv-301

これはメロディにのせて歌えるようにした「訳詞」ですので、
正確な「訳」ではないということだけお断りしておきます。
でも、気に入っていただけてうれしいです。日記の本文中に
引用元のリンクをしていただけるなら
、引用は大喜びです♪

ちなみに、わたしはmixiはしませんので、よろしくおねがいします。

和訳、リンク引用させていただきました。

松月さま

承認ありがとうございます。

日記に、訳詞およびこのブログのリンクを

引用させていただきました。

今後ともよろしくお願いいたします。

りょう

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No.131 「さらばジャマイカ」 by ハリー・ベラフォンテ
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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