松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

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A Place in the Choir (神の子は合唱隊)

~ アイリッシュとアメリカン・フォーク Part 1 ~

これまでのお話
トミー・メイケムとアイルランドの緑の風 Part 1 / Part 2

今年の「グリーン・グリーン・フェスティバル」は心をアイルランドへ飛ばしてお送りしました。メイケム&クランシーの特集は2回で終わらせたはずだったのですが、

実はPart 2を書いた後、南こうせつさんがNHKラジオ「こうせつと仲間たち」の中で、彼の20数年来の友人である作家のC.W.ニコル(Clive Williams Nicol, 1940- )さんと環境保護活動について熱心に対談されていたのを聴いたのですが、そこで偶然にも松月の特集に関連したお話を聴けて感銘を受けたので、続編を書きたくなってしまいました。

ニコルさん:
私の故郷ウェールズは『歌の国』といわれ、血の中に歌が流れているんです。ポール・マッカートニーも、ジョン・レノンも、ブライアン・ジョーンズも、歌のうまいイギリス人にはケルトの血が流れているんですよ。私が初めて来日した60年代は、日本人もよく歌っていました。田舎にはその土地の歌があり、働きながら歌われていました。みんなで歌うことで共感して、暮らしとともに歌があったんですよね。


こうせつさん:
僕もアイルランドに行ったことがあるけど、そこの人たちはとにかく歌って、演奏する。パブでビールを飲みながら、誰かが歌い出すと、みんな歌い出す。お年寄りも子どもも、みんな歌を知ってるんです。どこにでも歌があふれていましたね。


ニコルさん:
もう25年くらい森をつくっていますが、発見したことがあります。鳥も、虫も、木も、歌が大好きです。歌った後、静かにすると、鳥たちはがやがやと喜びます。自然の中に歌があるから、周りの生き物が、聴こえているだけじゃなくて、聴いて感じているんですよ、「この人は危険じゃない」ってね。20年以上前に、コンゴの原生林で現地の人たちと過ごしましたが、彼らも歌が大好きです。白人を見たことがなくて、警戒している人もいますが、行きながら歌ったら大丈夫。歌は相手の心に響くものがあるんですよ。


こうせつさん:
今、こういう時代だからこそ、気づかなきゃいけないものがあると思う。地球を取り囲む大きな流れが大昔からあるけど、つい暮らしの中でテクノロジに頼っている結果、それを見ない。人間だけが便利さを求め、地球に存在しなかった新しいものを作り、まるで神であるかのようにふるまっている。そうして生態系を変えてしまう。何か怖い感じがする。


「森の生き物は歌が大好き」というところ、すばらしいですね。先日ホイッスルを持って山へ行きましたが、確かに陽気な曲を1曲吹けば、ウグイスやヒバリが近寄ってきてうれしそうに鳴くんです。わたしのことを仲間だと認めて、答えてくれたとしたら、とてもうれしいですよ。緑が輝き、花々が一斉に咲いて、鳥も一羽が歌えば、みんな歌い出す。自然の中で耳をすませば、生き物たちの歌声の中に、神が創った本来の「大きな流れ」を感じることができるんです。わたしたちもそこに生きる仲間でありたいですよね

今日は“A Place in the Choir”という歌をご紹介しましょう。これはアイリッシュではなく、アメリカン・フォーク・ソングで、ピーター・ポール&マリーなども歌っています。作者のビル・ステインズ(Bill Staines, 1949- )はニュー・ハンプシャー州出身のシンガー・ソングライターで、アメリカの西部の自然の美しさや生活の素朴さを歌った作品が多いそうです。「神の創ったものはみんな合唱団員だ」と歌われるこの歌は「ガーデン・ソング」同様、アメリカの子どもたちに親しまれており、絵本にもなっているようです。歌にはたくさんの動物たちが出てきます。みなさんは何種類聴き取れますか?

メイケム&クランシーは、この歌をアイルランドに伝えたのですね。こうせつさんのおっしゃるように、陽気なアイリッシュの方々は、低い声、高い声、そして手拍子、足拍子。ひとりひとりが心から楽しんで歌に参加しているのがよくわかりますね。

みなさんも一緒に歌いましょう。そして、心をあわせましょう。
素晴らしい世界を創った神への感謝を、素晴らしい歌の贈り物にして届けましょう!

メイケムさんのホイッスル、かっこいいー こんな風に吹けたら最高だなぁー

http://www.youtube.com/watch?v=x2w_KLXyhG4


次回に続きます。
アイリッシュとアメリカン・フォーク Part 2
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テーマ:ケルト音楽 - ジャンル:音楽

*** COMMENT ***

「こうせつと仲間たち」

こんにちは~v-238

松月さんはよくラジオを聞くんですね!?我が家は森の中(?)なので、ラジオの電波がよく入らないんです・・・(涙)

こうせつさんとニコルさんのお話、とっても貴重なお話ですね。

>鳥も、虫も、木も、歌が大好きです。歌った後、静かにすると、鳥たちはがやがやと喜びます。自然の中に歌があるから、周りの生き物が、聴こえているだけじゃなくて、聴いて感じているんですよ、「この人は危険じゃない」ってね。

自然界のものが皆、音楽が好きっていうところがいいですね!以前、動物に関する本を読んでいたら、鳥はそれぞれの地域ごとに言葉を使い分けると書かれていて、つまり同じ種類の鳥でもそれぞれの土地によって方言があって、渡り鳥はそれをちゃんと使い分けるそうなです。そのことにすごく感動したんですよね。音楽好きっていうのも、さらに感動的ですねv-398

歌は人生の宝

>鳥も、虫も、木も、歌が大好きです。
というのは本当かも知れませんね。
人間も世界中の人々が毎日どれほど歌を歌い笑ったり泣いたりしていることでしょうか。
歌が無かったら人生はつまらないものになるでしょうね。

宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」にカッコウがゴーシュに向かって「”カッコウ”と鳴く声は同じようでも全部ちゃんとした意味があるんです。」というようなセリフがあります。マーヤさんのおっしゃるようなことなんでしょうね。



歌をともに

マーヤさん、

わたしのところも山際だからか電波が弱く、雑音の向こうにNHKと茨城放送だけ辛うじて聴こえるという感じですが、BSが見れない代わりにがんばって聴いてます(笑)

興味深いお話をありがとうございます。鳥の言葉にも(おそらく鳥にしかわからないであろう)方言があるのですねえ!・・・山で夏鳥を見かけたら、ホイッスルで呼びかけてみよう。「おらーおめさんのこど好きだー」なんて聞こえたりするかも!?v-413v-521

レモンさん、

歌は本当に人生を豊かにしてくれますよね。それに言葉や文化が違っても、だれもが共有できるし、共感できるものですよね。

わたしたちは鳥の言葉なんてほとんど意識していないと思いますが、鳥の仲間にはちゃんと伝わるんですよね。海外の方と同じように、歌をともにすることで、ほかの生き物たちとも心が通い合ったらいいなぁーと思っていますv-522v-410v-530

おまけ

“A Place in the Choir”の興味深い映像を、もう2本ご紹介します♪

作者のビル・ステインズさんの素朴な弾き語りです。
http://www.youtube.com/watch?v=6jQVZnXGugk

こちらはリアム・クランシーさんがひとりで歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=DcEP0cKyFjg

クランシーさん、歌う直前にギターのチューニング直しながら、
「夕焼け小焼け♪」って言ったような・・・空耳かv-418v-361

確かに言っているようですね。

クランシーさん「夕焼け小焼け♪」って言ってますよ。間違いないです。(笑)
彼は意外と日本通かも知れませんね。

NoTitle

確かに言っていますね。しかもチューニングに使ったコードの始めは、「夕焼け小焼けで日が暮れて」の歌いだしのものですね。多分この歌を歌えるのでしょう。ギターもヤマハですし。

夕焼け小焼け♪

レモンさん&Georgeさん、

脱線させてしまいましたが、話題に飛びついていただいてありがとうございます。
もう少し深く調べてみたら、答えの映像が見つかりました。

クランシーさん、本当に「夕焼け小焼け」を歌っていらっしゃいました!!v-353
http://www.youtube.com/watch?v=P2bUjr32Ijg

“Japanese guitar & tune”がどーのこーのと言ってます。
ヤマハのギターだったんですね。それにしても、どうやって知ったんだろ?
レモンさんのおっしゃるように、彼は日本通だったんですかね!?

ダブリンで日本の歌がアイリッシュにウケてる光景、微笑ましいですv-410v-238

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No.101 A Place in the Choir (神の子は合唱隊)
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

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松月の芳名録

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