松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

こんなことを書いてます♪

2008年11月
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No.66 「風は激しく」 by ニール・ヤング
No.65 「風は激しく」 by イアン&シルビア
No.64 「雨の日の人々」 by ゴードン・ライトフット
No.63 「夢のカリフォルニア」 by ママス&パパス
No.62 「北国の少女」 by ボブ・ディラン
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「風は激しく」 by ニール・ヤング

前回は「風は激しく」(Four Strong Winds)をご紹介して、「実はこの歌がミュージシャンとしての出発点になっている人がいるのです」というお話をしましたが、お待たせいたしました、答えを発表します。といっても、コメント欄ですでに話題になっていましたが・・・^^;そう、それはイアン&シルビアと同じカナダ出身のシンガー・ソングライター、ニール・ヤング(Neil Young, 1945- )です!

実は以前、マーヤさんのこちらの記事のコメント欄で、わたしが「風は激しく」を話題に出したところ、Georgeさんが教えてくださったのです。ニールは若い頃に遠くへ旅をして、旅先でこの歌を聴いて深く印象に残ったのだそうです・・・。目の前に広がる山々、残してきた家族や恋人への想い。前回も触れたように、この歌は遠くへ旅に出るお話ですから、旅をしながら聴くといっそう心にしみるのでしょうね

この歌は1978年のアルバム「カムズ・ア・タイム」(Comes a Time)の最後に収録されているそうです。レビューによると、発表当時は72年のアルバム「ハーヴェスト」(Harvest)以来の傑作だと言われていたようです。「ハーヴェスト」は名盤と言われていて、わたしも以前借りて聴きましたが、意外に聴きやすくてすっかりハマってしまいました。ニールってばりばりロックなイメージがあったのですが、フォークというかカントリーというか、そんな素朴な音楽の影響が根底にあるように感じました。「カムズ・ア・タイム」もカントリーっぽさが全体に表れているそうで、これはすごーく気になりますねえ

「カントリーっぽい」といえば、1985年から「ファーム・エイド」(Farm Aid)という、経営に困っている全米の農家を救うためのチャリティ・コンサートが毎年実施されているそうですが、なんとニールはウィリー・ネルソン(Willie Nelson, 1933- )やジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp, 1951- )と一緒にこのコンサートを企画し、中心となって活動を続けているのです!!(今年も去る9月20日、マサチューセッツ州のステージで歌っていたということです!)

今日の映像は1996年の「ファーム・エイド」で、ニール・ヤングが「風は激しく」を歌っています。今もそうですが、ニールって70年代から声がほとんど変わっていないように思います。まさに「ヤング」ですよねー。後ろでウィリー・ネルソンがギターを弾いていて、とってもいい感じです

http://jp.youtube.com/watch?v=jIc5h2bfYyU
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テーマ:懐かしの洋楽映像 - ジャンル:音楽

「風は激しく」 by イアン&シルビア

最近は澄みきった青空が広がり、小春日和が続いていますが、日は次第に短くなり、朝は10度以下にまで冷え込んでいます。秋もそろそろ終わりですかね・・・

日立の海沿いの崖では、冷たい風に吹かれながらも、暖かい日の光に元気づけられているかのように、ハマギクが最後の花を力いっぱい咲かせていました



今日ご紹介するのは「風は激しく」(Four Strong Winds)という、1960年代に活躍したカナダの夫婦フォーク・デュオ、イアン&シルビアのオリジナル作品として63年に発表された歌です。わたしはこの2人の歌を初めに聴いて覚えました。実にさわやかなハーモニーでしたが、かすかな哀愁が感じられました。

この詩には愛する人を残して出稼ぎに行かなければならない男性の気持ちが描かれています。旅先のアルバータ州の秋は気候がよいようですが、寒暖の差が大きく、冬になってしまうと冷たい風が吹き荒れるそうです。「寂しく吹き荒れる四方の風」とは、この男性のやるせない思いそのものなのかもしれませんね・・・。

でも、最後の「戻ってきたら君を探すよ」ってところがいいですね。この歌からはなんとなーく「悲しみのジェット・プレーン」に通じるものを感じます。

さて、今回の映像は1986年8月、トロントで行われたイアン&シルビアの再結成コンサートからです。ゴードン・ライトフットやジュディ・コリンズも一緒に歌っています!(埋め込みができませんでしたので、下のリンクからどうぞ♪)

http://jp.youtube.com/watch?v=op-BEg5728A

この歌もまた多くの人々に歌われてきましたが、実はこの歌がミュージシャンとしての出発点になっている人がいるのですよね、Georgeさん!?^^

この続きはまた次回お話ししますね
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テーマ:懐かしのフォ-クソング - ジャンル:音楽

「雨の日の人々」 by ゴードン・ライトフット

こちらでお話ししたように、先月ジョン・デンバーのトリビュート・ライブに参加し、寄り合いでみなさんと大好きな音楽について存分に語り合うことができました。松月のブログについてもいろいろとコメントをいただきましたが、もうひとつうれしかったのが「うわー、ゴードン・ライトフットとかいるよ~!」というものでした。彼の歌を紹介している日本のサイトは少なく、はっきり言って認知度が低いように感じるのですが、お好きな方はやはりレコードを何枚か持っていらっしゃるのですよね・・・。

わたしはというと、レコードは持っていないのですが、4年ほど前に70年代のシンガー・ソングライターに興味がわいて、こちらのアルバムを借りて聴いたところ、11曲目の「サンダウン」(Sundown)という曲がとても気に入ってしまって・・・。調べてみれば、このゴードン・ライトフットって、イアン&シルビアやピーター・ポール&マリーの歌でおなじみの「朝の雨」や「フォー・ラヴィン・ミー」を作ったその人じゃーありませんか!!というわけで、すっかり親しみを覚えてしまったのです

そのゴードンさまが、今日ちょうど70歳を迎えられるということで、こちらに「1日指定席」をご用意させていただきました。70歳は「古稀」といって、昔から祝うのが難しいと言われてきましたが、今では現役ばりばりな歌手や俳優の方も多くいらっしゃいますよね。ゴードンにもまだまだ元気に活動を続けてほしいと思います

今日は「雨の日の人々」(Rainy Day People)をご紹介しましょう。1975年に全米最高26位を記録した歌で、松月がこれまでにラジオで聴いたゴードンの作品の中では一番のお気に入りナンバーです。

「きみが落ち込んでいる時、雨の日の人々は心からの愛を伝えてくれる」・・・寂しい時、悲しい時、そっと慰めてくれるような優しく温かい歌です

http://jp.youtube.com/watch?v=xBqPN4Gg1hY
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

「夢のカリフォルニア」 by ママス&パパス

ここ4~5日で外はぐーんと冷え込み、平地でも紅葉が鮮やかになってきました。みなさんの地域はいかがですか?急な気温の変化で体調を崩されませんよう、気をつけてお過ごしくださいね

こちらは太平洋に近いので、冬も比較的過ごしやすい、、、はずなのですが、寒がりの松月はズボンの下にタイツを履いていないと冬が越せません(笑)やっぱり冬は寒いのです。暖かい地域がうらやましくなります。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、人間というのは本当に勝手なものです(笑)

今回はそんな状況にぴったりの歌「夢のカリフォルニア」(California Dreamin')をご紹介しましょう。歌っているママス&パパス(The Mamas and the Papas)は男性2人、女性2人による力強いコーラスが特徴のグループです。カリフォルニアのイメージが強いですが、もともとはフォーク・リバイバルの中心地・ニューヨークで生まれたグループだったのですねえ

ニューヨークといえば、行ったことはありませんが、サイモン&ガーファンクルのいくつかの歌に描かれているように、冬が長く寒さのとても厳しいところですよね。1962年、そこでもともと「ジャーニーメン」(The Journeymen)というグループで活動していたジョン・フィリップスは、ロサンゼルスで出会った恋人ミッシェルを呼んで結婚したのですが、ミッシェルはニューヨークの寒さに驚き、暖かい故郷のカリフォルニアを恋しく思ったそうです

そうしてこの歌が生まれたと言われていますが、4年経って、ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)やバーズの活躍によりウェスト・コースト・サウンドに対する人気が高まり、ママス&パパスもカリフォルニアに移って歌うことによって、世界中の若者たちがカリフォルニアに憧れるようになり、この歌に共感を覚えたのでしょうね。さらに、60年代後半の時代を象徴しているということは、若者たちはこれを聴いて理想とする社会への憧れも抱いていたのかもしれませんね

今回の映像はこちらでもすこーし触れた「モンタレー・ポップ・フェスティバル」(Monterey Pop Festival)ですね。このイベントはママス&パパスが中心となって行っていたのですよね♪

向かって左から
ミッシェル・フィリップス(Michelle Phillips, 1944- )
キャス・エリオット(Cass Elliot, 1941-74)
デニー・ドハーティー(Denny Doherty, 1941-2007)
ジョン・フィリップス(John Phillips, 1935-2001)

http://jp.youtube.com/watch?v=-wI6uAOHzvo
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「北国の少女」 by ボブ・ディラン

大根、春菊、薩摩に冬瓜~♪

今回は「北国の少女」(Girl From the North Country)という歌をご紹介しましょう。ボブ・ディランの2作目「フリーホイーリン」(The Freewheelin')において、名曲「風に吹かれて」の次に収録されている作品で、こんな風に始まります:

>If you're travelin' in the north country fair
>Where the winds hit heavy on the borderline
>Remember me to one who lives there
>She once was a true love of mine


今、わがまちの運動公園では、「日立市産業祭」が行われています。
まさに「茨城のnorth country fair」ですし、寒空の下ですので、
この詩がひとしお心にしみるのです・・・

ところで、この詩に聞き覚えはありませんか? 特に3,4行目・・・。
そう、これって前回ご紹介した「スカボロー・フェア」じゃーないですか!?
(初めて聴いた時、まだS&G一筋だった松月はかなりビックリしたもんです^^;)

アルバムの解説によると、ボブは1962年の暮れにロンドンを訪れ、マーティン・カーシーが「ロード・フランクリン」(Lord Franklin)という歌を歌うのを聴いて感動し、「ボブ・ディランの夢」(Bob Dylan's Dream)のメロディに使ったのだそうです。「北国の少女」も同じ頃書かれていますし、その時に「スカボロー・フェア」も聴いたと考えられます。つまり、ボブ・ディランはポール・サイモンより2~3年早く、マーティン・カーシーから「スカボロー・フェア」を教わっていたことになるのです!!

ただ、ポールがギターのアレンジも含めてマーティンの歌をほぼそのまんま取り入れたのに対し、ボブは「スカボロー・フェア」を描写しながらも、「彼女は昔と変わっていないだろうか、凍えていないだろうか、そして僕のことを覚えているだろうか」と、かつての恋人を思いやる歌に作り変えています。ディランってこんなに素朴であったかい歌も作っていたのですねえ

さて、今日の映像はジョニー・キャッシュとのデュエットです。実はボブは「ナッシュヴィル・スカイライン」(Nashville Skyline)という1969年発表のアルバムの中でジョニーとこの歌を歌っているのですが、妙に澄んだ声で歌っていてビックリしました。「うわぁー、ディランってほんとはこんなきれいな声してたんだなぁー!」とうっとりしてしまう、松月のかなりお気に入りアルバムだったりします

http://jp.youtube.com/watch?v=v1JZly_jHeQ
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らいむ&りーずん(2011.4- )

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プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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