松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

こんなことを書いてます♪

2008年08月
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No.48 「おいでよ僕のベッドに」 by エリック・アンダースン
No.47 「虹の民におくる歌」~ピート・シーガーの自伝
No.46 「ティーチ・ユア・チルドレン」 by クロスビー・スティルス&ナッシュ
No.45 「リムニーのベル」 by バーズ
No.44 「早く家へ帰りたい」 by サイモン&ガーファンクル
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「おいでよ僕のベッドに」 by エリック・アンダースン

こちらでは毎日激しい雨が降っていますが、みなさんの地域はいかがですか?
でも、この雨のおかげなのか、だいぶ涼しく過ごしやすくなったように思います

今回は「おいでよ僕のベッドに」(Come to My Bedside)という歌をご紹介します。
この歌で去りゆく夏を静かに送ることにしましょう・・・

わたしがこの歌を知ったのはいつだったか忘れましたが、父からもらったフォーク・ソングのテープにジョーン・バエズの「花はどこへ行った」やイアン&シルビアの「朝の雨」と一緒に収められていた歌でした。はじめて聴いた時は、ハーモニカと歌い方からボブ・ディランかと思いましたが、、、

歌っていたのはエリック・アンダースン(Eric Andersen, 1943- )というペンシルベニア州出身のシンガー・ソングライターでした。デビューが1965年ということは、やっぱり初期のディランの影響を受けていたんじゃないかなぁ、なんて思っています。

エリックは愛やさすらいをテーマとした繊細でロマンティックな歌を多く残していて、いろんな地域を旅して、様々な人々とふれあいながら、今なお元気に活動を続けています。2005年には日本ツアーも行ったとか。まさに「永遠の吟遊詩人」ですね!

もちろんこの歌も彼の初期の作品で、とてもきれいな歌です。ただ、詩の内容がすごく大胆で、18歳未満の方はその意味を深く考えないほうがいいかもしれません^^;わたしも最近まで“drop your petticoat upon the floor”の意味がわかりませんでしたし、父に聞いても教えてもらえませんでした。この歌を知った当時のわたしは、この詩の意味を知るにはまだ若すぎたのです・・・

それでは、1965年のエリックのライブ音源をお楽しみくださいね!

http://jp.youtube.com/watch?v=dTg6f_oH6EU


もうひとつ、あのフォーク・クルセダーズのライブ音源もご紹介します。この歌は日本語でも歌われていたのですね。知りませんでした。これも映像で見てみたいなぁ・・・。特に聴衆の女性たちがきゃーきゃー叫んでいるところが気になります

http://jp.youtube.com/watch?v=tA8X0eX4NqQ

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テーマ:懐かしのフォ-クソング - ジャンル:音楽

「虹の民におくる歌」~ピート・シーガーの自伝

虹の民におくる歌―『花はどこへいった』日本語版
虹の民におくる歌―『花はどこへいった』日本語版

(2000/06)
ピート・シーガー

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わたしはアメリカン・フォーク・ソングが大好きで、みなさんと熱く語りあえる場を求めてこのブログを開設しましたが、始めてみると知らないことがいっぱい。それで、歴史書や歌い手たちの伝記を読んでは新しい発見をして、その感想や自分の考えを一緒に記録しているのです。たとえ経験豊富なリアルタイム世代であったとしても、毎回新しい発見を綴っていると思います。

今回は、この夏休みに熱心に読んだ本をご紹介したいと思います。「虹の民におくる歌」(Songs for Rainbow Race)という、ピート・シーガー本人が綴った生涯の歌と活動の記録です。これまでに「花はどこへ行った」「勝利を我等に」「ガーデン・ソング」について記事を書いてみて、彼の歌に対する想いに深く共感し、ぜひとも彼の物語を読んでみたいと思ったのです。

最も印象に残ったのは、最も単純なことでした。フォーク・ソングとは、古くからの伝統を受け継ぎながら、そこに新しい何かを加えて、人から人へ歌い継がれていくものであり、人は誰しもフォーク・シンガーになれるのです。決して商業的なものではなく、地球上のすべての人々とともに生きるためのコミュニケーションの手段なのですね

この本には日本でよく知られている歌や、ピートが日本で歌われてほしいと願う歌が集められ、それぞれについて歌が生まれた背景や演奏の方法などが語られています。ピートの生誕80年記念に彼の自伝を訳して出版したいという日本のファンの要望にとても喜んだのでしょう。ピートは訳者たちとともに、日本のファンに向けた新しい創作版として自伝を編集し、タイトルも新しくつけるべきだと言いました。

それを受けて、訳者の矢沢寛さんが日本語版のタイトルに選んだのが「虹の民」(My Rainbow Race)という歌です。とてもすばらしい歌で、感動しました。ピートの強い想いがこめられた、地球とそこに生きるすべての人々への愛の歌、来年のアースデイにみんなで歌いましょうね♪

アースデイに記事を書きました(09.04.22) → 「虹の民」 by ピート・シーガー

この本はかなり高価なのですが、初版のうち100冊は全国の図書館に贈呈されたということですので、興味のある方はぜひ大きな図書館をのぞいてみてくださいね
あ、茨城にお住まいの方は、松月が今借りておりますので、申し訳ありませんが、明後日までお待ちくださいませ(笑)

見つけた場所 → 茨城県立図書館 地下書庫
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テーマ:こころの糧になる本 - ジャンル:本・雑誌

「ティーチ・ユア・チルドレン」 by クロスビー・スティルス&ナッシュ

前回は終戦の日ということで、わたしの町が受けた戦災のお話をしましたが、その日、市役所の前で「平和集会」が行われ、その後「平和の鐘」まで、日立駅へ通じる大通りを市民200人くらいで反戦と核兵器の廃絶を訴えながら行進しました。

この大通りは終戦後、都市計画に基づいて整備された道で、平和な街になることを願って「平和通り」と名づけられました。約1kmの道の両側には115本の染井吉野が植樹され、4月になれば見事な桜のアーチとなって訪れる人々を迎えてくれます。でも今の季節も緑の木陰をつくってわたしたちを癒してくれているんですよ

そんな「平和通り」を、わたしも市民の1人として一緒に歩き、12時の「平和の鐘」に黙祷を捧げてきました。みんなで同じ目的をもって活動するのは楽しいですね

その後シビックセンターで、市内の中学生たちが戦災を体験した市民たちの話をスライドを見せながら一生懸命語ってくれました。力強いメッセージに涙があふれました。過去の悲しい歴史を繰り返さないようにと、語り継がれていくんですよね・・・。

ふと思ったのですが、平和運動も、環境保護活動も、フォークソングを歌うことも、、、古くから語り継がれてきたものに、新しい解釈を加えて、次の世代に語り継いでいくというところが似ていますね・・・。これからも松月はがんばりますよ

さて、今回は「子どもたちによーく教えてあげなさい!」ということで、「ティーチ・ユア・チルドレン」(Teach Your Children)という歌をご紹介します。クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash and Young; CSN&Y)のアルバム「デジャ・ヴ」(Deja Vu)の2曲目に収録されている親しみやすい歌です。

今日はクロスビー・スティルス&ナッシュ(Crosby, Stills and Nash; CS&N)の3人による演奏を楽しみましょう。3人とも元々別々のグループで活躍していて、すごく個性が強いと思うのですが、きれいなハーモニーを聴かせてくれますね♪

☆メンバー紹介☆

向かって左から
スティーブン・スティルス(Stephen Stills, 1945- )
デービッド・クロスビー(David Crosby, 1941- )
グレアム・ナッシュ(Graham Nash, 1942- )

http://jp.youtube.com/watch?v=p6pphVs8bF0

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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

「リムニーのベル」 by バーズ

平和の鐘

今日は8月15日。太平洋戦争が終結して63年になります。

1945年、広島市や長崎市への原爆投下をはじめ、日本中の町が空襲や艦砲射撃を受けましたが、今わたしのいる日立市もその1つでした。軍需工業地域だったので、主に工場に向けて3度にわたって連合軍による大規模な攻撃を受け、工員と一般市民あわせて1500人以上の尊い命が奪われたそうです。街で戦災の写真を見る機会があり、工場や市街地のように破壊された生活に耐える市民たちの姿にとても胸が痛みました。そして、改めて戦争の悲惨さ、平和の尊さを感じたのでした

もう2度とこんなことが起こらないように、、、過去の歴史を反省し、平和の尊さをずっと伝えていくために、1995年、市民たちは日立駅前に「平和の鐘」をつくりました。この鐘は恒久の平和を願う市民の心そのものであり、今でも1日5回、時を告げるメロディを奏でながら、わたしたちにメッセージを発し続けているのです・・・

「鐘」に関連して、今日の歌は「リムニーのベル」(The Bells of Rhymney)です。

この詩を書いたのは、アイドリス・デイビス(Idris Davies, 1905-53)というウェールズの詩人でした。彼はリムニーという町に生まれ、元々炭鉱の仕事をしていましたが、1926年、炭鉱労働者たちが労働時間の延長と賃金の引き下げに反対して起こした大規模なストライキを保守党の政府が激しく弾圧したことにより、彼は炭鉱の仕事をやめ、がんばって大学に入り、教職に就き、作詩を始めたのでした。この詩は炭鉱での災難が描かれた痛ましい物語なのです。ウェールズのいろいろな場所が出てきますので、興味のある方は地図で確認してみてくださいね

この詩はデイビスの友人で同じくウェールズの詩人だったディラン・トーマス(Dylan Thomas, 1914-53)のエッセイの中で語られ、ピート・シーガーがそれを見つけ、曲をつけたそうです。

そして1965年、バーズがアルバム「ミスター・タンブリン・マン」(Mr. Tambourine Man)の中でこの歌を歌い、あのビートルズに大きな影響を与えたそうなのです!

今日の映像は豪華3点盛りです! まず「ターン・ターン・ターン」(Turn! Turn! Turn!)、これもピート・シーガーの作品で、いずれ詳しくお話ししたい歌です。つぎに「リムニーのベル」、そして5月にご紹介した「ミスター・タンブリン・マン」です!

☆メンバー紹介☆
ロジャー・マッギン(Roger McGuinn, 1942- )(リード・ギター)
ジーン・クラーク(Gene Clark, 1944-91)(タンブリン)
デイビッド・クロスビー(David Crosby, 1941- )(ギター)
クリス・ヒルマン(Chris Hillman, 1944- )(ベース)
マイケル・クラーク(Michael Clarke, 1946-93)(ドラム)

http://jp.youtube.com/watch?v=OWlth2csLNw


☆関連リンク☆
始まりはいつもジョン・デンバー : The Bells Of Rhymney
ジョン・デンバーもミッチェル・トリオ時代にこの歌を歌っていたんですね!
12弦ギターのすばらしい演奏に注目です!!
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テーマ:懐かしのフォ-クソング - ジャンル:音楽

「早く家へ帰りたい」 by サイモン&ガーファンクル

先週は仕事に追われておりましたが、やっとこ夏休みです! 5月の連休以来のストレスがたまっておりますので、ネイチャー・セラピーの旅に出たいなぁ、なんて思っております。あ、でもその前に、1週間放置したブログを更新しなくては^^;

今日ご紹介するのはサイモン&ガーファンクルの「早く家へ帰りたい」(Homeward Bound)です。1966年にシングル・チャートで全米5位を記録し、「サウンド・オブ・サイレンス」(The Sound of Silence)に続くヒットとなった歌で、同年発表された3rdアルバム「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」に収録されています。

これは1965年9月、ロンドンに住んでいたポール・サイモンがイングランド北部の各地を巡る演奏の旅に出ていた時に書いた歌なのだそうです。毎日列車で移動し、毎晩歌を歌うという孤独な生活の繰り返しは、若いポールの心をロンドンの家へと向けさせたのでしょう。ポールの歌はどれもそうですが、詩から情景がありありと目に浮かんで、胸に迫ってくるのを感じます

ポールはこの歌をリバプール(Liverpool:ビートルズの出身地ですね)で書いたと語っているようですが、あるフォーク・クラブの経営者がリバプール近郊のウィドネス(Widnes)駅でポールを見送った時の印象が強かったのでしょう、ウィドネス駅には「ポール・サイモンがここで『早く家へ帰りたい』という歌を書きました」というプレートがあるそうです。

でも、どこで書かれたとしても、恋人(キャシー)や友達が迎えてくれるロンドンへの思いは変わらなかったでしょうね・・・。この夏休みを利用して故郷へ帰られる方も、改めて帰りを待っていてくれる人たちへ心を向けられてはいかがでしょう・・・。

今日の映像は1967年に行われた「モンタレー・ポップ・フェスティバル」(Monterey Pop Festival)からです。このにぎやかなイベント(いずれ詳しく書きたいと思います)の中でも、ポールのギターと2人の歌声のみのこの上なくシンプルな編成がいいですね。やっぱりS&Gはこうでなくっちゃ♪

http://jp.youtube.com/watch?v=U6K8wfyzAJQ


もう1つ、ポールがカントリーの大御所ウィリー・ネルソン(Willie Nelson, 1933- )の2003年のライブに参加し、一緒にこの歌をじっくりと歌っている映像もご紹介します。ウィリーも60年代にヒッピー・ムーブメントの影響を受けたそうで、「家へ帰ろうぜ!」と強く訴えているように感じられて、心にしみますね・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=TqAJTCk6yHc

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テーマ:心に沁みる曲 - ジャンル:音楽

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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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