松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

こんなことを書いてます♪

人生の歌
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No.231 「ラスト・シング・オン・マイ・マインド」 by トム・パクストン
No.152 「サークル・ゲーム」 by ジョニ・ミッチェル
No.148 「木の葉の丘」 by フィル・オクス
No.140 「孤独の旅路」 by ニール・ヤング
No.123 「リヴァー」 by ビル・ステインズ
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「ラスト・シング・オン・マイ・マインド」 by トム・パクストン



写真:かみね公園の頂上にある「松月」の木(2010年)

先月の大地震から1か月が過ぎ、日立は復興が進んでいます。地震の被害の大きさを感じ、日立駅の再開を待っているかのようになかなか開かなかった平和通りのソメイヨシノも、いつしか満開になり、花吹雪が舞っています。かつて鉱山の煙害から街を守った桜の強さとやさしさに、時代を越えて多くの方が元気づけられていることと思います

でも、わたしはもう、そこにはいないのです。

実は、わたしは年老いた家族の近くで仕事を続けるため、この3月で日立を去り、生まれた千葉県の田舎へ帰ったのです。これは震災の前から決まっていたことでしたが、みなさんにお知らせするタイミングがつかめないまま被災してしまい、ごあいさつもできないまま去ってしまいました。わたしのプライベートを知らない方には「松月は原発から逃げた」と思われているのではないかと、とても複雑な気持ちでいます。

みなさんもどうか「松月さん、原発から離れられてよかったね!」みたいなコメントはしないでください。わたしの大切な「友人たち」は今も強い余震が続く中、そこでがんばっているのです。離れたくても離れられない人、離れたいとも思わない人もいるでしょう。大好きな町を、まして今こんな状態で、どうして離れてよかったと思えるでしょう。

もう住まいは明け渡してしまい、簡単に戻ることもできませんが、そこは大切なふるさとであり、松月の心はいつだって彼らとともにあるのです。直接行って支援できない代わりに、先月の演奏活動の資金を全額、日立市と茨城県に寄付させていただきました

その演奏活動ですが、わたし自身疲れはててしまい、これを機に当分ひとりでマイペースにやりたいと思っています。それでも、ぽっちーんやワイルドギース、ブルーグラス茨城のみなさんは「あー、松月さん来てくれないかなぁー」なんて思ってくださるのでしょうか。もしそうなら、またセッションしたくなった時は喜んで茨城へ飛んで行き、あなたの隣で“St. Anne's Reel”を吹いてびっくりさせるかもしれません(笑)

その日までどうか、お元気でお過ごしくださいね。これがわたしの「最後の想い」。
みなさんと茨城の地でこの歌を何度も歌ったことを、決して忘れません。ありがとう。


http://www.youtube.com/watch?v=DrgS94hxuJ0


すっかり忙しくなってしまい、この記事を最後にブログをやめようかと考えていました。でも、今も1日のべ50名の来訪があること、はじめましての方も多いこと、何よりここで趣味の話ができることが楽しみなので、下記のURLに移転して続けたいと思っています。

らいむ&りーずん
http://blog.goo.ne.jp/shogetsu_hitachi/

どこに移転しても、shogetsu_hitachiという名前(ID)を変える気はありません。
なぜって? もう1度言いますが、松月の心はいつだって彼らとともにあるのです
それから、開設記念日も3月11日のまま引き継ぎます。メモリアル・デイとして。

内容は初心に帰ってモダン・フォーク中心で、より気軽に書きたいと思っています。
「これからもつきあってやるぜ!」という優しい方は、Bookmarkを変更していただき、
引き続きご支援をよろしくお願いいたします

(なお、こちらは記事もプロフィールもずっとこのままで残しておきたいと思います。
コメント・TBも受けますので、過去記事もどんどん掘り起こしちゃってください♪)
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テーマ:日記 - ジャンル:音楽

「サークル・ゲーム」 by ジョニ・ミッチェル

今年も残りあとわずかですね。年の暮れになるとなぜかわたしの頭の中で繰り返し流れるのが、中島みゆきさんの「時代」、そして、今回ご紹介する「サークル・ゲーム」(The Circle Game)なのです。今年の8月にご紹介した「ウッドストック」も収録されている、ジョニ・ミッチェルの1970年のアルバム「レディズ・オブ・ザ・キャニオン」(Ladies of the Canyon)の最後の曲です。

レディズ・オブ・ザ・キャニオンレディズ・オブ・ザ・キャニオン
(2006/09/27)
ジョニ・ミッチェル

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しかし、この歌は1965年にできあがっていました。あるインタビューの記事によると、この歌はニール・ヤングの「シュガー・マウンテン」(Sugar Mountain)にインスパイアされて書かれたのだそうです。ニールは大人になることへの嘆きを綴ったこの歌を19歳の誕生日に書いたのですが、ジョニはその翌年に「少年は今20歳、夢はいくらか大きさを失ったけれど、でももっといい夢が生まれるはずよ」と、前向きに答えたのですね

季節の巡るのをメリーゴーランドにたとえています。過去を振り返ることはできても、戻ることはできないのです。前を見つめて、1日1日を大切に過ごしていきたいですね

ジョニ・ミッチェルの1967年のライブ音源を見つけました。声が本当に若いですね

http://www.youtube.com/watch?v=FE5PKLBettc


わたしが初めて覚えたのはバフィ・セントマリー(Buffy Sainte-Marie, 1941- )の歌っているバージョンでした。これも父の思い出のフォークソング集のテープに入っていて、繰り返し聴いたのを覚えています。こちらは軽快なフォーク・ロック調です。1970年の映画「いちご白書」(The Strawberry Statement)の主題歌でもあります。(そういえば「『いちご白書』をもう一度」というユーミンの歌もありましたよね。)

http://www.youtube.com/watch?v=5R9XPIvZC0s


ちなみにこれ、アグネス・チャンがデビュー・アルバムで歌っていた歌でもあります。
マーヤさんの思い出のバージョンです。わたしも見つけて聴くことができました。
アグネスの可愛らしい声と聴きやすい伴奏がたまらなくよかったです

マーヤさんの記事 → The Circle Game by Joni Mitchell

さわりだけですが、貴重な映像を見つけました。「ごき○んよう」に出演した時のかな?
http://www.youtube.com/watch?v=oxhHbGRM9tM
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テーマ:懐かしのフォ-クソング - ジャンル:音楽

「木の葉の丘」 by フィル・オクス

今回はしばらくぶりに60年代の純モダン・フォークの佳作をご紹介しましょう。
「木の葉の丘」(Changes)という、これも今の季節にぴったりな歌です。

この歌の作者のフィル・オクス(Phil Ochs, 1940-76)は、公民権運動や反戦運動の中で多くの政治的なメッセージ・ソングを残した、初期のボブ・ディランと並び、60年代を代表するプロテスト・フォーク・シンガーといわれた人です。ディランがフォーク・ロックに転向しても、オクスはプロテスト・ソングを歌い続けました。しかし、そのために彼は時代に取り残され、最後には首をつってしまったのです。

この歌にはそんな「変わりゆく時代」のようなさまざまな「変化」(changes)が描かれています。季節の変化、1日の明るさの変化、人の心の変化、、、そして関係がうまくいかなくなった恋人に別れを告げるのがなんとも切ない歌です。政治的な歌でもないし、美しいメロディなのですが、胸に迫ってくるようなメッセージ・ソングなんですよね

1番のみですが、若いころのディランっぽい、フィル・オクスの弾き語りの映像です!

http://www.youtube.com/watch?v=ebvWM3E_Sjs


わたしはこの歌を、父の思い出のカセット・テープに入っていたイアン&シルビアの歌で覚えました。メロディも2人のハーモニーも美しく、ちょっぴり切なさを感じさせるところもまたよく、とても気に入って繰り返し聴いたのを覚えています

みなさんにも彼らのバージョンをおすすめしたいのですが、Web上には音源がないので、ご自身でさがして聴いていただくとして、もうひとつ松月のお気に入りをご紹介します。

イアン&シルビアが有名にしたカナダの国民詩人であり、
レモンさんいわく「雨と雪の似合う男」、ゴードン・ライトフットです。

「スリー・フィンガー・ピッキング」っていいましたっけ、いかにもモダン・フォークなこのギターの演奏が、とてもすがすがしい気持ちにさせてくれます

http://www.youtube.com/watch?v=cybVspvzb9g
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「孤独の旅路」 by ニール・ヤング

晩秋~冬の夜長には、あったかい飲み物でもすすりながら、シンガー・ソングライター系をじっくりと聴き直したくなるんですよね・・・。今回は1972年に最もヒットしたアルバムのひとつ、ニール・ヤングの「ハーヴェスト」(Harvest)をご紹介します。タイトルはもちろん、どこか哀愁漂うサウンドが季節にぴったり!?

ハーヴェストハーヴェスト
(2009/11/11)
ニール・ヤング

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何年前だったでしょうか、このアルバムが「名盤」と紹介されていたので聴いてみたのですが、どこか素朴な感じが意外に聴きやすくて、夢中で聴いていました。「オールド・マン」や「ダメージ・ダン」なども名曲だと思いますが、やはり一番の名曲といえば「孤独の旅路」(Heart of Gold)でしょうね。偶然ナッシュビルで出会ったというジェイムス・テイラーやリンダ・ロンシュタットがコーラスに参加しているところもすごいですね。

美しい心を求めて人生を送ることを、黄金を求めて旅を続ける採鉱者にたとえています。
それは70年代の時代の変化への不安を感じ、慰めを求めているようにも聴こえます。
このシンプルだけど深い歌に影響を受けた日本のミュージシャンも多かったでしょうね。

今日の映像は1971年、この曲が新曲だったころのライブです。
歌う前にニールがハーモニカ(フォークで使うような小さいのを「ブルースハープ」っていうんですよね)をつけ替えていますが、これはティンホイッスルと同じくキーによって使い分ける楽器なので、ポケットに何種類か入れているわけなんですよね

それにしても、このブルースハープ&ギターの演奏、本当にかっこいいです

http://www.youtube.com/watch?v=Eh44QPT1mPE


☆関連リンク☆
趣味趣味MUSIC: 孤独の旅路(初めての二日酔い)
oyajiさんが当時、お友達の家で聴いた思い出の「新曲」でもあります。
233枚目 ニール・ヤング Neil Young ハーベスト Harvest
ミキタカさんが学生時代にやっと購入されたLPでもあります。
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

「リヴァー」 by ビル・ステインズ

十王川。日立市民のいのちの川であり、大切に守られています。

夏も終わり、また「平和の鐘」を更新する季節になったのですね・・・。
29日は最後の夏の思い出を作るべく、さすらいの旅に出ていました。

山も海もいいですが、最近は川が好きです。
水の流れにさわやかな風、緑の木陰。心も体も安らぎます

その中に、葉が黄色に変わり始めている木を見つけました。
見上げれば、空にはいわし雲。岸にはコスモスが咲き始めています。
蝉たちも最後の力を振り絞って「夏よさらば!」と歌っているように聞こえます。

季節はこうして移り変わっていくのですね・・・。
この川が絶えず太平洋へ流れていくように、時も流れていく・・・。

わたしはホイッスルを取り出して、ふと思い出したこの曲を吹きました。
(その日、川辺で笛の音を聞いた方は、きっといいことありますよ

今日は「リヴァー」(River)という歌をご紹介します。No.101でご紹介した動物たちの歌「プレイス・イン・ザ・クワイア」(A Place in the Choir)の作者、ビル・ステインズの80年代の作品です。人生を川の流れにたとえ、過去の思い出を振り返り、今を大切にしながら、この川のように自由に生きていきたいという想いが表れています。

ゆったりとした親しみやすい歌です。お楽しみくださいね

http://www.youtube.com/watch?v=MJiEsiO9ZRI
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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
The Whistlin' Gal from Hitachi

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