松月のRhymes&Reasons

アメリカン・フォーク・ソングの言葉と想い そして源流をたずねる旅

こんなことを書いてます♪

ピート・シーガー
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No.45 「リムニーのベル」 by バーズ
No.41 「ガーデン・ソング」 by ピート・シーガー
No.36 「勝利を我等に」 by ジョーン・バエズ
No.4 「花はどこへ行った」 by ピーター・ポール&マリー
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「リムニーのベル」 by バーズ

平和の鐘

今日は8月15日。太平洋戦争が終結して63年になります。

1945年、広島市や長崎市への原爆投下をはじめ、日本中の町が空襲や艦砲射撃を受けましたが、今わたしのいる日立市もその1つでした。軍需工業地域だったので、主に工場に向けて3度にわたって連合軍による大規模な攻撃を受け、工員と一般市民あわせて1500人以上の尊い命が奪われたそうです。街で戦災の写真を見る機会があり、工場や市街地のように破壊された生活に耐える市民たちの姿にとても胸が痛みました。そして、改めて戦争の悲惨さ、平和の尊さを感じたのでした

もう2度とこんなことが起こらないように、、、過去の歴史を反省し、平和の尊さをずっと伝えていくために、1995年、市民たちは日立駅前に「平和の鐘」をつくりました。この鐘は恒久の平和を願う市民の心そのものであり、今でも1日5回、時を告げるメロディを奏でながら、わたしたちにメッセージを発し続けているのです・・・

「鐘」に関連して、今日の歌は「リムニーのベル」(The Bells of Rhymney)です。

この詩を書いたのは、アイドリス・デイビス(Idris Davies, 1905-53)というウェールズの詩人でした。彼はリムニーという町に生まれ、元々炭鉱の仕事をしていましたが、1926年、炭鉱労働者たちが労働時間の延長と賃金の引き下げに反対して起こした大規模なストライキを保守党の政府が激しく弾圧したことにより、彼は炭鉱の仕事をやめ、がんばって大学に入り、教職に就き、作詩を始めたのでした。この詩は炭鉱での災難が描かれた痛ましい物語なのです。ウェールズのいろいろな場所が出てきますので、興味のある方は地図で確認してみてくださいね

この詩はデイビスの友人で同じくウェールズの詩人だったディラン・トーマス(Dylan Thomas, 1914-53)のエッセイの中で語られ、ピート・シーガーがそれを見つけ、曲をつけたそうです。

そして1965年、バーズがアルバム「ミスター・タンブリン・マン」(Mr. Tambourine Man)の中でこの歌を歌い、あのビートルズに大きな影響を与えたそうなのです!

今日の映像は豪華3点盛りです! まず「ターン・ターン・ターン」(Turn! Turn! Turn!)、これもピート・シーガーの作品で、いずれ詳しくお話ししたい歌です。つぎに「リムニーのベル」、そして5月にご紹介した「ミスター・タンブリン・マン」です!

☆メンバー紹介☆
ロジャー・マッギン(Roger McGuinn, 1942- )(リード・ギター)
ジーン・クラーク(Gene Clark, 1944-91)(タンブリン)
デイビッド・クロスビー(David Crosby, 1941- )(ギター)
クリス・ヒルマン(Chris Hillman, 1944- )(ベース)
マイケル・クラーク(Michael Clarke, 1946-93)(ドラム)

http://jp.youtube.com/watch?v=OWlth2csLNw


☆関連リンク☆
始まりはいつもジョン・デンバー : The Bells Of Rhymney
ジョン・デンバーもミッチェル・トリオ時代にこの歌を歌っていたんですね!
12弦ギターのすばらしい演奏に注目です!!
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「ガーデン・ソング」 by ピート・シーガー

ご当地キャラ「ハッスル黄門」さまも登場!

暑い日が続いていますが、全国のみなさんはいかがお過ごしでしょうか?
わたしはこの連休も、暑い中ずーっと仕事でしたが、とても充実していました。
この場を借りて、環境都市フェスタに来てくださった方々に感謝いたします

特に、子どもたちとのふれあいがうれしかったなぁ~
体験コーナーなどに熱心に取り組んでいて、笑顔がとても輝いていて・・・。
その気持ちをいつまでも忘れないでいてほしいなぁ、と切に思いました

さて、忙しかったこともあり、前回は詳しい解説ができず申し訳ありませんでしたが、Georgeさんから興味深いコメントをいただいたので、ほかのみなさんに向けても書かせていただきますね。

前回の“After the garden is gone”のgardenなのですが、特別な意味があるように感じました。それは「個人の庭」ではなく、「みんなの庭」・・・つまり、みんながともに生きる、すべてのいのちを育む「大地」のことではないかと思いました

第7回でご紹介した「雨にぬれた朝」にwet gardenというのが出てきますが、これは神の創造した庭のことであり、これに通じるものを感じたのです。

今回はgardenつながりでもう1曲、「ガーデン・ソング」(The Garden Song)という歌をご紹介します。曲調や詩の内容から、古い労働者の歌のように聞こえたのですが、実際はデービッド・マレット(David Mallett, 1951- )という(このブログの登場人物の中では若手^^)シンガー・ソングライターが、家族の営む農場で働いた経験に基づいて1975年に作った歌なのだそうです。この歌はアーロ・ガスリー(Arlo Guthrie, 1947- )やピーター・ポール&マリージョン・デンバーなど多くの人に歌われ、後に絵本にもなっています。

ここではフォーク界の長老ピート・シーガー(Pete Seeger, 1919- )の歌でお楽しみくださいね。キーボードのところにアーロ・ガスリーの姿も見られますよ。

http://jp.youtube.com/watch?v=u90qRE2F7CM


☆関連リンク☆
LEMON TREE レモンツリー : GARDEN SONG ガーデンソング
↑作者のデービッド・マレットによる「ガーデン・ソング」です!
始まりはいつもジョン・デンバー : Garden Song
ジョン・デンバーとマペットたちによる「ガーデン・ソング」です!

☆関連記事☆
「ぐんぐんぐん-みどりのうた」~日本語版「ガーデン・ソング」の絵本

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「勝利を我等に」 by ジョーン・バエズ

七夕の空の下、北海道ではいよいよ洞爺湖サミットが開催されますが、
わたしたちも平和への願いをこめて、一緒に歌を歌いましょう!

「勝利を我等に」(We Shall Overcome)・・・これはわたしが初めて覚えた英語の歌だったかもしれません。フォーク・ソングを好きになったのは中2の時ブラザース・フォアを知ったのがきっかけだったのですが、それよりも前から父の持っていた古い歌集を見て知っていました。そして、ラジオでジョーン・バエズの歌を聞いて感動し、父の古いギターを引っぱりだして真似して歌っていました^^

今回取り上げることによって、この歌の背景を知るよい機会が与えられました。元々はアフリカから奴隷としてアメリカへ連れて来られた人たちが励ましあうために歌っていたゴスペル・ソングで、1940年代に労働者たちのストライキで歌われていたのを、ピート・シーガー(Pete Seeger, 1919- )たちが編曲して、公民権運動の歌として世界中に広まったのだそうです。

そして、公民権運動の指導者キング牧師(Martin Luther King Jr., 1929-68)もこの歌にとても励まされ、彼が有名な“I Have a Dream”の演説を行った1963年のワシントン大行進でも象徴的に歌われたそうです。ジョーン・バエズは若い頃に彼の講演を聴いて感動し、公民権運動に協力するようになり、その時にもデモの参加者に頼まれ、喜んで35万人もの人たちと一緒に歌ったのだそうです。

詳しくはこちらのサイトをご覧になってくださいね☆

今日の映像は1969年のウッドストック・フェスティバルでのパフォーマンスです。
ジョーンが親切にリードしてくれますので、みなさんもご一緒にどうぞ

http://jp.youtube.com/watch?v=XPONpG32ZmQ

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「花はどこへ行った」 by ピーター・ポール&マリー

「最も有名なフォーク・ソングといえば何ですか?」と聞かれて、「花はどこへ行った」(Where Have All the Flowers Gone)と答える方は多くいらっしゃると思います。「公民権運動の父」と呼ばれたピート・シーガー(Pete Seeger, 1919- )が1955年に作った歌です。

「遠い昔、長い年月の間に、花は娘たちに摘まれ、娘たちは若者の元へ行き、若者は兵隊となり、兵隊は墓に眠り、墓は花で覆われ、花は娘たちに摘まれ・・・」と、ただそれだけの詩なのですが、循環しているところがこの詩を非常に奥の深い物語にしているのだと思います。

この歌はいろんな人が歌っていますが、今回はピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)のライブ・バージョンを聴いてみましょう。彼らに歌われてからベトナム戦争への反戦の意味が強まり、象徴的な反戦歌となりました。そして、戦争終結後も永遠の平和を願う歌として、世界中の人々の心に刻まれています。

PP&Mの3人がリードして聴衆を一緒に歌わせているのが微笑ましいです。簡単な歌なので、みなさんもぜひ、ご一緒に歌ってみてくださいね!

それでは、パフォーマーと聴衆がひとつになった、心温まるライブをお楽しみくださいね

向かって左から
マリー・トラバース(Mary Travers, 1936- )
ノエル・ポール・ストゥーキー(Noel Paul Stookey, 1937- )
ピーター・ヤロウ(Peter Yarrow, 1938- )

http://jp.youtube.com/watch?v=pYii6nxhvUk


なお、「花はどこへ行った」は以前NHKの「世紀を刻んだ歌」シリーズに取り上げられ、そのことについてYOUNG?OLDさんが詳しく書いてくださっていますので、興味のある方はご覧になってくださいね

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らいむ&りーずん(2011.4- )

現在、松月は千葉からゆる~く発信中♪

プロフィール( -2011.3)

松月

Author:松月(しょうげつ)
別名「日立の笛吹き娘」

20代ですが、アメリカン・フォーク・ソングに10年間も熱中しています。

茨城で演奏活動されている読者の方々の影響で、現在はブルーグラスに傾倒?
広場にティンホイッスルを持ちこんで、人と地球にやさしい?音楽を発信中。

ご感想・ご意見の書きこみ歓迎♪もちろん楽器(演奏の話)の持ちこみも歓迎♪各記事の下で、レッツ・セッション♪♪

初めての方は、こちらへどうぞ☆
松月の芳名録

YouTubeに演奏を載せています。
よかったら聴いてみてくださいね♪
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